「自己家畜化」って字面がきつすぎる
「自己家畜化」って字面がきつすぎる
ところで、「自己家畜化」って私には結構、関心の焦点が当たっているテーマだし、用語としても便利なんだけど、
字面がとにかくどぎついし、
「反知性主義」みたいに、(もし広まったら)誤用された状態で広まりそうだから、あまり広めないように気をつけないといけないかもしれない。
隠語で呼ぶとか?w
「長期的利益のために短期的衝動を抑制し、不確実な他者と共生する力」みたいな。
まず、家畜化(された動物)というものへの、イメージの悪さがそこにすごくある。
「餌を与えてもらえるから、ひ弱になっている」とか。
実際には、協調ストレスに強い個体(他者に対する攻撃性が低い)を選別して掛け合わせると、なぜか外見にも影響が出る、という側面が強く、また、そのように遺伝的な選好が加わると、再度野生化(野犬とか)しても、見た目が狼に戻ることはない。
で、それが「飼い主が選別しなくても起こるよ」というのが自己家畜化なのだから、
本来は、「支配者が統治しやすいように市民を洗脳した結果」とか「学校教育で集団行動を押し付けた結果」というのは、本来はなじまない。
で、そうやって群れになることで得ている能力もあって、社会的知能なんて呼ばれたりするけど、他人の意図を読むということで、それが連携や分業を、より強度に進める前提にもなっている。ない生物でもやらなくないけど、高度にはできない。
で、それは、人類種に対して、言葉や物語より先行して、おそらくは身についただろう。
これが基礎としてなかったら、知の外部足場なんて絶対的に無理だっただろうと思うわけだけど、どうだろうか?