心理的安全性
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GoogleがProject Aristotleの成果として「チームの効果性が高いチームに固有の 5 つの力学のうち、圧倒的に重要」なものとして指摘したことで広く知られるようになった。
https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/steps/foster-psychological-safety/
心理的安全性という概念自体はGoogleが初めて提唱したものではなく、Googleの資料においてもAmy Edmondsonへの言及がなされている。
「チームの心理的安全性」という概念を最初に提唱したのは、ハーバード大学で組織行動学を研究するエイミー エドモンソン氏です。
上記のGoogleによる言及の通り、「チームの心理的安全(性)」は Amy Edmondson が提唱した概念であるが、Amy Edmondsonの著書『『チームが機能するとはどういうことか』』によれば、(「チームの」ではない)「心理的安全性」の概念は1965年のEdger H.ScheinとWarren Bennisの著書『Personal and Organizational Change Through Group Methods』に端を発している。
心理的安全の構成概念は、組織改革に関する初期の研究に端を発する。一九六五年、MITのエドガー・シャイン教授とウォレン・ベニス教授(のちに南カリフォルニア大学教授)は、心理的安全を生み出して、変化を確信させたり実感させたりする必要性を論じた。(中略)
以来、ほかにも何人かの研究者が労働環境における心理的安全について探究を行なっている。(中略)
一九九九年に、私は「チームの心理的安全」という言葉をグループレベルの構成概念として紹介した。
(『『チームが機能するとはどういうことか』』160ページ)
心理的安全性については、Amy Edmondsonの著書『恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』がある。
table:心理的安全と責任(4つの組織的元型) 『チームが機能するとはどういうことか』p.169
- 責任:低い 責任:高い
心理的安全性:高い 快適 Comfort Zone 学習 Learning Zone
心理的安全性:低い 無関心 Apathy Zone 不安 Anxiety Zone
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低忖度性という語をkdmsnrが提案していたことを知った。koma.icon
https://twitter.com/kdmsnr/status/1146719721196154880