不確実性コーン
Barry Boehmの『Software Engineering Economics』で紹介され、その後Steve McConnellの『ソフトウェア見積り』でも紹介されたものだが、Laurent Bossavitの『The Leprechauns of Software Engineering』では、Todd Littleの論文『Schedule estimation and uncertainty surrounding the cone of uncertainty』を参照しながら、この考え方が否定されている。(参考:『プロフェッショナルプロダクトオーナー』p.262)
プロジェクトマネジメントの世界では、分析すればするほど予測の精度が上がることを暗に示すものとして、「不確実性コーン」がよく引用される。これはバリー・ベーム(Barry Boehm)によって紹介され、後にスティーブ・マコネルによって取り上げられたが、後になってこの考えはほとんど否定されている。