西洋の美学・美術史('24)
第01回 美学の成立――感性的認識の学から芸術の哲学へ
美学は近代ヨーロッパで誕生
1735年
バウムガルテン
知性の働き方を律する論理学(ロギカ)
知性偏重の心理学、感性を誤謬の源泉とみなすプラトン主義から感性を解放する
感性にも論理がある
エステティクスの訳語
中江兆民
美学
感性的認識の学
諸芸術の理論
美(について)の学
感性=芸術=美の三位一体
近代に固有の概念
古代ギリシャで詩や絵画は美を目指す技術ではなく模倣の技術
「人生は短く、芸術は長し」は「短い人生で技術を身につけるのは難しい」という意味
「芸術作品は永遠の存在」というのは誤解
しかしこの誤解に近代の特徴がある
第02回 美学の展開――芸術作品の存在論、感性論、身体美学
デザイン
日常性の美学
ベーメ