開かれた社会とその敵
https://gyazo.com/47f9f0745e1d8dd49cd11a56fee20b2e
開かれた社会とその敵
原題 : The open society and its enemies
カール・ポパー
ポパーが戦争の間、2つの大洋をこえてニュージーランドという学問的辺境で著述していたころ、哲学や社会科学の真の名士達がこの著作の出版に携わっていた。エルンスト・ゴンブリッチ(出版社の手配の主要な役割を任された)、フリードリヒ・ハイエク(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにポパーを招聘しようとし、それゆえ社会哲学へのポパーの回帰に感激した)、ライオネル・ロビンズ、ハロルド・ラスキ(この2人に原稿がレビューされた)、ジョン・フィンドレイらがその中にいた。3つのタイトル候補が取り下げられた後に、著作のタイトルを提案したのはフィンドレイであった(「一般人のための社会哲学」(A Social Philosophy for Everyman)が原稿の原題だった。「三人の偽予言者 プラトン、ヘーゲル、マルクス」(Three False Prophets: Plato-Hegel-Marx)と「政治哲学批判」(A Critique of Political Philosophy)もまた考慮の末に拒否された) https://ja.wikipedia.org/wiki/開かれた社会とその敵