なめらかな情報発信
まったく同じ内容の情報を発信するにしても、どこで発信するかによって影響範囲に差が出る
めっちゃいいことを書いていても、たとえば社内のどこかに書くと、社内の人にしか届くことはない
そういうのを見ると「パブリックな場所に書く方がお得なのに〜」という感想を抱きがち june29.icon
最初に「これはどこに書くとよいか」を考えなきゃいけないのは、なめらかではない
まず先に「書きたいこと」「やりたいこと」があって、その成果物の内容や性質によって、いい感じに情報が伝播していくとなめらか
「これは社外秘を含まないから、公開しちゃいましょう (ポチッ)」みたいなことが、もっと自然に起きるようなイメージ
一方、メディアはコンテンツに対して中立でいられない
お弁当箱の形は、お弁当のメニューに影響を与えてしまう
「社内のここに書く」と決めると、その前提の上でコンテンツが生成されることになる
「公開するつもりで書くと、手が止まる」みたいなお話もある
個人間の競争という観点では、
うまく影響範囲を広げられる人がメリットを享受するのは健全
咎められるようなものではなく、どんどん活用すればよい
組織運営の観点では、
メンバー全員がうまく影響範囲を広げてメリットを享受できるようになるとお得
個々のメンバーの「うまい」「へた」に左右されないように、アクションの成果が大きくなるような仕組みを整備したい
それで「なめらかな情報発信」というものを考えているナウ
自分個人としては、ここ hub もそうであるように、特別な理由がなければ完全にパブリックな場所に書く戦略 june29.icon
最初から万人に読まれるつもりで書いておけば、それがどこにコピーされても論理的には大丈夫なはず この戦略によって一定のなめらかさを保とうとしている、と言えそう
なんていうか、パブリック戦略にも限界を感じる。結局のところ、自らの想像力の範囲でしか書けないし死ぬ時は死にそうjgs.icon