理数科目の難しさ
2025-01-27
英語はある程度までは量的拡大(とりあえず、今の私は量的拡大だけでここまでこれた)なのかもしれない。
どう考えても中学の先生のパターン・プラクティスを徹底する教育方針が神がかっていた。
基礎的な事項の精度が100%になるまで飽きるほど繰り返した。
私はそういう繰り返しが好きだったので完璧にハマったうえに、勉強において基礎事項の精度を極限まで高めることはのちの学習にとても活きるから有用だ
とくに時間があった中学の段階でここまでやっておくのはすごく良い。
教科書の暗唱、復文、暗写
実技的なアプローチだ
論理はない(あまり役立たぬ)
演繹できないから量でカバーしている?
そもそも、ただの繰り返し練習で行けるところというのはたかが知れてはいるな
数学や理科は階段関数型の理解を積み重ねる必要があるが、勉強の骨子はどれも同じなのではないか
理数系は質的変化の割合が大きい、nagative capabilityが必要?
わからない気持ち悪さへの耐性のなさがダメポントな説は大いにある
自分が理数に費やした時間が少なすぎるので、もう少し勉強を頑張れば学びそのものについての理解が深まるかも
理数が苦手だという思い込み・思い込まされは確実にあったので大人は子どもの評価には気を付けなければならぬ
今まで理数系の科目はあまり勉強が続かず、英語は割と継続して勉強できている
この現象が謎だった
英語の辛くないところはどこか?
最小単位が小さい
単語を覚える
例文を覚える
わからなくても知らないだけだから傷つかない
全部このスタンスでいきたい
今回言及したかったのは、学習を階段に例えるとして、一段一段の蹴り上げの高さの調整が大事なんだろうなということだ
まず、英単語や英文と同じだけの数学の計算を繰り返しやったことがない
計算も単語みたいなものと思えば辛くないのでは
英語を読んでいても知らない単語が大量にあったら挫折するし、最初からこれに挑んだらやる気起きなかっただろうな
最初は(中1で)何をやったかと思い返すと、
1年の序盤
フォニックス
簡単な単語のスペルで満点を取るまで居残り
数
序数
月
曜日
教科書の例文暗写、暗唱
文法書の例文暗写
有名人のスピーチの丸暗記
私はJFKを選んだ、マララやキング牧師も選択肢にあった
放課後も趣味でひたすら暗写と暗唱してた、家で
覚えるのは辛くない
覚えてないのは時間を費やしていないからであり、バカだからではないから。
でも数学や物理がわからないのは自分の頭が悪いからみたいで嫌だった
結果的には英語と同じような方法で良かったのでは。ひたすら計算しまくるとか。
理数科目はわかるまで考える忍耐力(当時の私が才能だと思っていたもの)や、わからない耐性が必要だが、
例えば英語は単語や文法など一度にやることを絞り込むことで認知負荷を減らして挫折を防ぐハックがある
高校数学の最小単位は例えば例題を1つ解くことかもしれない
解くために前提となる公式と適用方法を知っている必要がある。
公式と適用方法は問題と一体なので、結局これらは最小単位とは言えない(個別だと無意味だから。)だから例題がミニマムになると思った
ミニマムにしてはデカい
物理も同じで、教科書に載っている一番最初の例題が、普通に難しい。レベルが急に高い。
今なら耐えられるかもしれない(そういうものだと思えるし、耐えたら理解という報酬がいつかあると知っているから。)
しかし、当時はしんどかった
計算力がカスすぎたからでは
やっぱ手を動かす時間が少なすぎた。
相対的にモチベが薄かった原因は「わからないならバカ」という発想だろう。計算ミスってもバカではないと思う。
自分で高さ調整する方法
数学なら公式の理解を飛ばして問題を解きまくる
公式の理解に割くリソースを問題を解く方に回す
このような、「取り組む対象を一つに絞り込む」は有益なのだろうが、未だに上手くできない
実際に、蹴り上げが高い分野は参入障壁が高い
物理はともかく、数学は計算に力を入れておけば理解が容易になるだろうな
小中高レベルでは関係あるわけないのに
「できないなら仕方ない」ではなく、何かがおかしいと思うべき
両親には小学生のころからお前は数学ができないと言われ続けているが、テストの結果ならともかくパッと暗算ができないのは数学ができないのとは結構違うよね