サンクトペテルブルクのパラドックス
サンクトペテルブルクのパラドックス
https://ja.wikipedia.org/wiki/サンクトペテルブルクのパラドックス
サンクトペテルブルクのパラドックス(英: St. Petersburg paradox、独: Sankt-Petersburg-Paradoxon)は、意思決定理論におけるパラドックスの一つである。極めて少ない確率で極めて大きな利益が得られるような事例では、期待値が発散する場合があるが、このようなときに生まれる逆説である。
ベルヌーイが発表した
『確率統計入門:モデル化からその解析へ』.iconp51
硬貨を表が出るまで投げ続ける
最初に表が出るまでに投げた回数に応じて賞金が獲得できる
もらえる賞金はk回ならば$ 2^{k-1}円
期待値はそれぞれいくらか
表が出るまでに投げた回数
賞金
$ k\geq 1について、k回目で最初に表が出る確率は$ 2^{-k}
幾何分布
表が出るまで投げた回数をXとすると
その期待値は$ E(X)=\sum_{n=1}^\infin n\cdot2^{-n}
著者はなんでnに書き換えたんだろう、、、
$ S_N=\sum_{n=1}^N n\cdot2^{-n}とおくと
$ \begin{aligned}S_N&=1\cdot2^{-1}+2\cdot2^{-2}+\dots+N\cdot2^{-N}\\2^{-1}S_N&=\phantom{1\cdot2^{-1} +}1\cdot2^{-2}+\dots+(N-1)\cdot2^{-N}+N\cdot2^{-N-1} \end{aligned}
上の式から下の式を引いて
$ 2\cdot2^{-2}-1\cdot2^{-2}=(2-1)2^{-2}=1\cdot2^{-2}=2^{-2}
$ N\cdot2^{-N}-(N-1)\cdot2^{-N}=1\cdot2^{-N}=2^{-N}
$ (1-2^{-1})S_N=-N\cdot2^{-N-1}+\sum_{k=1}^{N}2^{-k}
$ 2^{-1}S_N=-N\cdot2^{-N-1}+2^{-1}\frac{1-2^{-N}}{1-2^{-1}}
等比数列の和の公式を使う
これより、$ E(X)=\lim_{N\rightarrow \infin}S_N=2が得られる。
$ S_N=-N\cdot2^{-N}+\frac{1-2^{-N}}{1-2^{-1}}
$ S_N=-N\cdot2^{-N}+2(1-2^{-N})
0 + 2(1-0)
もらえる賞金の期待値は
$ \sum_{k=1}^\infin 2^{k-1}\cdot 2^{-k}=\sum_{k=1}^\infin 2^{-1}=\frac{1}2+\dots+\frac{1}2+\dots=\infin
k回目に表が出る確率*k回目に表が出たときの賞金額」 の総和
#ギャンブル