こうすればテストが怖くなくなる/試験のメタ認知
こうすればテストが怖くなくなる/試験のメタ認知 読書猿Classic: between / beyond readers
1. テスト前に仮説を立てる
そのテストで何点が取れそうか
(予想できるならば)どんな問題がでそうか
誰もが解ける問題はどんなものが出そうか
解ける人が限られる、差をつけるための問題はどんなものが出そうか
どれくらいの問題配分か
多くの場合、相手の立場に立って考えることができればできるだけ、物事をうまく進めることができる。
テスト内容についての予想する、すなわちテスト問題を自作するスキルは、テストをリバース・エンジニアリングすることで養われる。
2. 仮説検証としてテストを受ける
試験でなくても、セルフテストでも使える方法だと思う
自分の仮説を検証するためにテストをするのだと思えば、結果は何であれデータとなる
これが否定的な見方に科学的な態度を導入するメリット
結果のよしあしを問わず本当に不可能なのかテストしてみることのメリットである
3. 採点後のテストを吟味する
2つの「やり過ごし」は避ける
「これはケアレスミスだ(から次は気をつければいい)」
ケアレスミスは注意資源が不足したところに生じる
これを分析すれば自分の注意の容量を知ることができる
「これは勉強してないからできなくて当たり前」
何をどれだけ勉強すればできたのか(その量を予想していたのか/また予想できたのか)を、具体的にしておく