アスペルガー症候群
自閉症スペクトラム障害(DSM-5)に含まれる障害(自閉スペクトラム症)
アスペルガー症候群は、古い診断名(ICD-10。DSM-Ⅳではアスペルガー障害と表記)である。
特徴
対人関係の障害やパターン化した興味や活動という自閉症の特徴はありつつ、言葉の発達や知的発達に遅れが見られない。
コミュニケーションの困難
遠まわしな表現や比喩を使った表現、表情やしぐさから相手の感情を読み取ることに困難さがある
自分の話ばかりしてしまったり、相手が傷つく言葉を悪気なく伝えてしまったりする
こだわりが強い
いったん興味を持つと過剰といえるほど熱中し、他のことが目に入らなくなったり、自分の興味のあることをずっとしゃべり続けるといった傾向がある
感覚の偏り
視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚という五感のどれかが非常に過敏である「感覚過敏」が多く見られる
運動のぎこちなさ
体をうまく動かすことや、手先を使った細かい動きが苦手なことが多い
高機能自閉症というものがありますが、こちらは診断名ではなく、主に教育の領域で使われる言葉
知的発達の遅れのない自閉性障害を指す。
参照:アスペルガー症候群とは?高機能自閉症との違いや特徴・接し方 |LITALICOジュニア|発達障害・学習障害の子供向け発達支援・幼児教室|療育ご検討の方にも