ランニング
Audibleは合わないなと思って辞めた後、ここ2週間はイヤフォンをせずに走っている。Audibleの前は音楽をいつも聴いていたのだが、その習慣が消えたようだった。ある習慣を終わらせるには他の習慣を始めると良いのかもしれない。終わらせたかった訳ではないのだが。それはさておき、イヤフォンをせずに6月の町を走るのは自然にずっと近い気がして気持ちが良かった。変わったのは聴覚だけだ。外の音を遮断しなくなった。それだけなのに何となく「風の肌ざわりを良く感じるようになった」とか「視界が広がって、空がよく見えるようになった」と思うのは何故だろう。周りの音がよく聞こえるようになった、という感想は自分から出てこなかった。それよりも、、と感じたのは面白い。 気温は23度となっていて顔を探っていく風は心地良かったが、湿度があったのか(数値は不明)、びしゃびしゃに汗をかいた。昨日もそうだった。最近はかなり汗をかくので身体のケアも必要なのだろうが、無頓着なのでちゃんとしたい。坂のあるコースであったから緩急が存在して良かった。平坦なところをずっと行くよりはその緩急を好んでいて、実際タイムも速い。10kmほどであればアップダウンがあった方が良い(それ以上だとさすがに辛くなるだろう)。
先日書いたランニングシューズの紐の件、走る前にきちんとするようになった。つまり紐をほどいて、ゆるくしたところに足を突っ込んで、つま先から締めていくのだ。踵を地面において爪先はクイッと上げておく。それで締め付けすぎないように注意しながら、ちょうどいい具合を真剣に探っている。その間、玄関に座り込んでいて、普段靴を履くのにそうしないものだから、とても新鮮な気分。玄関をこの角度から見る(見上げている)こともないのだと気づく。この「気づき」は何も生まないけれども気づいたのは本当だ。ところで今日は、少し締め付けすぎたかもしれない。痛くはないけど靴の圧力が途中から足を重たくさせた。もっとふわっと履いてもいいかもしれない。こうやって試しては違うかな、こんなもんかなとやっていくのは面白い。正解を探している。ランニングの終わって喉を潤したあと、もう一度外出したが、その時にはふわっと履いていった(また締め直した)。