誤用の俗用化
国語辞典の権威でもって、いままで誤用とされてきた表現を積極的に使う大義名分はできた。けれど、誤用の俗用化という言語変化を追う人なんてまずいないので、意図的に使っていても「この人は言葉に疎い人だ」と思われてしまいかねないので、しばらくは代替言葉を使う必要がある。
誤用言葉の代替言葉リストが欲しい。
これまで岩波国語辞典が「全くの誤用」としていた「確信犯」の新しい使い方は、8版で俗用扱いになりました。小雨が降ったりやんだりの「雨模様」も「言うことがある」に。もちろん「誤用」判断を維持しているものもあります。7版と比較しました。