育成
相談を用いた育成
相談はする側が立場を落ちるという性質がある。
常置が相談するという立ち位置で、メンバーに対して問題空間を設定しながら話す。
「○○という状況で、○○を実現したい。行動としては○○をしようと思うけど、○○という結果になりそう。君ならどのように取り組む?」
このようにすることで「単に○○という状況なら○○をしなさい」と指導するよりも、聞かれた側は自分で考えやすくなる。また相談者に提案することで、自分の考えが上司の役に立ったという貢献感に繋がる。
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何人のファンが必要か
三流クリエイターが食っていける社会を目指そうっていうツイートがバズってたけど
マンガ家なら、月20万の収入目標なら販管費5割とすると、年480万の売上が必要。週刊誌のスピードで書いて、1年で500円印税10%の本を4冊出して24000冊の売上が必要
3流が面白くない本だとしたら、奇特な消費者が必要
目立つ週刊誌だけでなく、月刊誌や、webだけ掲載も含めると、平均的なマンガ家、マンガは生活が維持できるほど本が売れない
書店で目立つ場所におけるタイトルは10-20。ECも同じ。PVの多いページで露出できるタイトル数は限られてる。売れない本を置ける目立つスペースはどこにもない
人気マンガ家の新刊だけが売れる
人気マンガ家ですら完結した本は売れない
じゃあ、現行はどうやって育成をやりくりしているかというと、TOPのめちゃくちゃ売れているマンガの収益を原資にして、今は売れてないマンガ家に原稿料や印税を支払ってる
売上TOPのタイトルが若手を支えてる
デビューして10年、なかなか売れないマンガ家、クリエイター…
本人は苦悩しながらがんばっているので、売れるようにしたいけど、それがめちゃくちゃ大変なんだよね…
でも『鬼滅の刃』をぽんておいたら100倍売れる
『鬼滅の刃』のようなお化けタイトルの収益の一部を用いて、今は売れてない人が活動を継続できるようにサポートする方が、売れてない人を前面にプロデュースするよりも疲弊しないので安定して続けられる
偉い人はしばしばちょっと目立つ活躍をしたり、ものいう若者がでてくると、”これはいいかも”と次からいきなりリーダー候補として抜擢して仕事させたがるけど、ただリーダーに据えただけで別になんも教育とかする訳じゃないんだよね。チャンスは与えた後は当人の能力次第みたいな丸投げ抜擢をする。
偉い人は教育に関しては”俺が直接進捗きいて指導する”というんだけど、実際やる事は週1回程度進捗きいて進捗の不備を指摘したり自分の過去の成功体験を伝えるだけだったりする。局所局所その時困ってる問題に対してそういうアクションをし、その通りにできないとなぜできないんだと叱責する。
世の中、メンバシップ型雇用が前提だったから、会社や先輩は20歳代を育成していたんだけど、転職前提になると、30歳代〜40歳代が若手の育成をしなくなる可能性があるんだよね。悪い方に転がると、20歳代でスキルが得られず、キャリアをつめなくなる若手が増える可能性がある。
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