笑っていられない誤解
笑っていられない誤解
目上の人との会話の中で、資格取得のために学習の仕方について教えてもらったが、その人の方が私よりも格段に頭がよく、その学習方法が自分には合っていないように思えたので、「その方法で受かりますかね」とつい言ってしまい、謙遜するつもりがその方法をただ否定するようにとられてしまった。言葉が足りなかった。どこかに「僕でも」という言葉を入れればよかったと思う。
お店で彼氏と話している時、自分が一生懸命話しをしている最中に相手に「そろそろお店出ようか」と言われ、話を聞いていないと誤解してケンカになった。本当は、電車の時間だったからと後でわかった。
親父がテレビで騒いでいる若者を見ながら、「今の連中はなっとらん」と怒りだしたので、「この人たちが特別であって、現在(今)の人たちみんなじゃないよ」と言ったら、「今、テレビに映った奴らはと言ったじゃないか! お前は俺の話を聞いていない!」とキレられた。
美容院で「前髪はどうされますか」と聞かれたので、「少しだけ切ってください」のつもりで「少しだけ」と答えたら、切らずに残す部分を「少しだけ」にされてしまった。前髪が悲しいほど短くなっていた。
友人が「こんな失敗をしてしまった」と話してくれて、世の中そういうことはよくあるよ、と言うつもりで「そんなもんだよね」と言ったが、その友人の能力が低くてそんなもんだよ、と言ってしまったかのような雰囲気になってしまった。
中3の担任の時、生徒に問題集を渡し、「がんばってね。この問題集を君にあげる意味をよく考えて」と言った。「応援している」というメッセージだったのだが、生徒は自分が高校入試に不合格となる可能性が高いと受けとったらしく大泣きした。
ある日、娘は一人で家に居た。「遊ばないで、有意義なことをやりなさい」と私と妻は指示した。帰った時、私は娘に「宿題は終わったか」と聞いた。「まだ終わってない」と娘は答えた。それを聞いて私は「遊ばないでと言ったのに、なぜ人の話を聞かない!」と厳しく叱ってしまった。娘は泣いた。後で気がついたのだが、娘の部屋はきれいになっており、自分の部屋の掃除をしていたことがわかった。
友達とふたりで食事に行った時に、会計で私がまとめてお金を支払った。店を出た後でお金を計算して細かい金額になり、友達がきっちり出そうとしたので、「(細かいお金は)いいよ、いいよ」言った。すると、相手に「ありがとう」と言われ、私がおごるはめになってしまった…。
電話で時間を言う時、10時10分前(9時50分)を10時10分前(10時7、8分)とまちがえられた。
「買い物につき合ってほしい」と言ったのに、「自分とつき合ってほしい」と誤解された。
体がしんどいから「しんどいわー」って連発したら、彼女に一緒にいるのがそんなにしんどいのかと誤解された。
会話の最初などに「じゃあ、そうしよう」のように「じゃあ」という言葉をつけて返事をして、相手に「何、その言い方」と言い返された。「じゃあ」という言葉が「もうそれでいいよ」や「相手の意見に適当に合わせて、どうでもいい」と考えているように思われるようです。
友達と駅で待ち合わせしていて、自分は勝手に中央口だと思い込み友達に駅名しか言わなかったため、友達はずっと西口で待ってたいた。
友達が言った「どうでもいいよ」(「どちらでもよい」の意味で言った)を、「勝手にしろ」ととらえてしまった。
口癖で、物事が分からない時に「はあ?」と聞く癖がある。それは本当は「なんて言ったの? もう一回」という諱のに、ヤンキーとかがケンカを売る時の「はあ?」に聞こえるらしく、喧嘩になったことが何度もある。
「あした」という表現で、たとえば5日の午前1時頃に言った時に、自分では5日のつもりだったが、相手には6日のつもりで伝わっていた。
メールで「何してんの?」と送られてきたのを、私は怒られていると誤解した。
相手の子が「あの子何考えてんだかわかんない」と言ったことに答えて、「わかるー」と同意したつもりだったが、「あの子が考えていることがわかる」と誤解された。
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