機会格差
機会格差は、機会獲得コストをどれだけ支払っているかでもある。ヒトモノカネ時間などのコストをかければ稀少な経験の機会を獲得しやすくなる。
ところが、機会の獲得は運だと思っている人もいる。「運だからしょうがない」というセルフハンデキャップに捕らわれている可能性がありそう。
セルフハンデキャップとは、うまくいく方法をあえてさけることで自分を守る方法。試験前日に遊べば遊んでいたから赤点となるが、勉強しても赤点だと傷つく。機会も「運なら仕方が無い」。けど、機会は自分の行動次第となると、人生を左右する機会が自分の責任になってしまう。
セルフハンデキャップが強い傾向にある人は、様々な悪い原因を他人や状況といった外部環境に求める。すると、その人の日々は外部環境によって左右されている構造になる。毎日、いろんなことに振り回されていると感じるようになってしまう。