損得概念
人は多くの場面で損得概念を基準に行動をするが、適切とは限らない。
直近の損得に影響され、中長期的に得をするような行動が極めて難しい。
損得概念から抜け出すことで、とくに累積的技術の獲得が容易になる。
天才や奇人は、投資観点から言うと非常に悪いことを率先してやってるように見えまる。
学校教育で成績が良い人は「要領良く」やる人が多いように見えた。要領の良さとは学習に対する投資的な評価を持ち込んでいる。
莫大な積み重ねの必要なことは要領悪く感じて、受け付けられないのではないだろうか。
この投資概念の自己チェックに私は「めんどくさい」に対する反応がある。
めんどくさいことをポジティブに取り組む人は積み重ねられる人。ネガティヴに捉える人は避ける人(認知的な投資効率を望む)。