全体性の本質
1.全体性やまとまり*は、空間の具体的な形として表れる。多い少ないといった量で示せる。
2.全体性を生む構造はその状況にふさわしい性質を持っている。だから厳密に同じ形は生まれない。
3.全体性のある状態は、常に同じプロセスによって生まれる。
4.いくつかの中心が徐々に生まれることで中心の場が形成される。ひとつひとつが、それぞれ独自の条件の下で。
ひとつの中心Xが生み出されるとき、同時に三つの異なるレベルで、複数の中心が生み出される。
1.Bより大きなレベルが生み出される。少なくとも一つはBより大きな中心Aとして生み出される。Bは、その中心Aの一部となり、Aを支えるものとなる。
2.Bと同じ大きさのレベルが、Bに隣接するようにまわりに生み出される。だからBの周りにネガティブな空間は生まれない。
3.Bより小さなレベルCが生み出される。いくつかの中心はBより小さな中心として生み出され、Bを支える中心となる。
*まとまりは首尾一貫性のニュアンス。
上面図
https://gyazo.com/9562e3ba0e9d69af496eac282afeb0a0
断面図
https://gyazo.com/2b9dd795ac7acc5604a3195f24e3f171