ロービジョン
日本では「低視力=弱視」と認識されているケースが多かったが(例:小中学校における「弱視学級」)、近年では眼科領域で用いられている弱視との混乱を避けるため、いわゆる社会的弱視、教育的弱視を日本においても「ロービジョン」と呼ぶようになってきた。
夜盲症(鳥目)や視野狭窄、中心暗点、羞明、複視、眼震、色覚異常、眼瞼下垂、昼盲も、本質的な意味での視覚障害である。ロービジョン者の多くはこのようないずれかの症状を持つ。一人ひとりが感じている「見えにくさ」はそれぞれ全く違うものである。天候や疲労により、同じ人、同じ一日の中でも症状の強さが違う。