Radeon
Radeon RX 7x00
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CU数が増加するということは,異なるシェーダプログラム(の命令)を同時に実行できる並列度が上がったり,その実行効率が向上することを意味する。具体的には,さまざまな材質表現シェーダを実行したり,影描画やポストエフェクト処理,Compute Shader(GPGPU)処理など,異なるレンダリングパイプラインを実行したりといったことの効率が上がる。
一方で,CU数は増やさず,CU内の演算器を増やした場合,1つのシェーダプログラムが扱うデータスレッドの実行効率が上がる。具体的にいえば,ジオメトリではポリゴン数の多いシーンの描画効率が上がり,ピクセルでは高い解像度の描画効率が向上するといった具合だ。つまり,AMDはRDNA 3において後者の手段,つまり並列度より実行効率の性能向上を狙ったということになる。
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