OEM(original equipment manufacturer)
OEM(original equipment manufacturing)
他社製品の製造を行う。
https://gyazo.com/55c0f59d9e59fa028f1053a1bf2301c0
中身はエネループ
簡単に説明すると、eneloopの富士通ブランドがこの「富士通充電池」です。
もうちょっと詳しく説明すると、三洋電機がパナソニックの子会社化する時、
Ni水素電池分野が独占禁止法に引っかかるため他社(FDK)に製造事業を売却しています。
売却後も群馬県高崎工場は引き続きeneloopの製造を続けており現在はパナソニックと富士通に供給しています。
富士通 ニッケル水素電池 単4形 1.2V 4個パック 日本製 HR-4UTC(4B)
キヤノンはレーザープリンターを開発した際、既存の販売チャネルを利用できなかったため、HPなど30社にOEM供給することで市場シェアを伸ばした。
OEM生産では、委託者が製品の詳細設計から製作や組み立て図面にいたるまで受託者へ支給し、場合によっては技術指導も行います。技術提携や販売提携と並んで企業の経営効率を高める目的で採用されます。食品、衣料、家電、自動車など広範囲に普及しています。
委託者のメリットは、その製品の市場導入期においてはブランドの知名度向上に役立ち、市場成長期では生産能力不足をカバーし、市場成熟期・衰退期では製品構成を維持しつつ、新商品の開発に集中することができることなどがあげられます。また、生産のための設備投資が最少または不要となるため、資金的負担が少ないというメリットもあります。
一方、受託者のメリットは、生産余力の活用、また市場導入期においては自社技術水準の向上が見込まれ、市場成長期では量産効果の享受、市場成熟期・衰退期ではある程度の量産維持などがあげられます。
委託者にとっては生産を外部に依存するため、生産が生み出す利益は得られないというデメリットがあります。現実問題として、受託者が支給された製造技術や品質管理、生産ノウハウを吸収・習得し、将来委託者の競合となる可能性もあります。他方、受託者は協力工場という下位の立場に置かれますが、技術、知的財産を自社の経営に活用し、企業の成長を図る可能性もあります。
OEMの形態
一般に、技術レベルの高い製造者が低レベルの製造者を指導して行う垂直的分業であるOEMと、市場成長期以降、とりわけ市場成熟期においては同水準の技術レベルの企業間で行う水平的分業であるOEMとがあります。異なる製品による委託と受託の相互乗り入れの形態も含まれます。