集客商品と収益商品
#集客
集客商品で見込み客を集めて収益商品によって利益を上げるために、粗利の少ない商品と粗利の大きな商品を組みあわせる方法
課題
ECによって買回品(Shopping goods)の中には粗利ミックスが通用しないことが増えてきた。家電量販店では目玉商品という形でプルンター等が赤字に近い価格で特売されていた。プリンターは粗利の大きなインクと一緒に購入されることで利益を確保できるため。
ところがECによって、プリンターだけを特売で買い、インクはECで購入するという個別購入されるケースでは利益を確保できない。買い回りコストが減ると異なる販売店から個別に購入されてしまう。
集客商品
単体では必ずしも利益が出るわけではないが、人が集まりやすい商品であるため、襲爵を狙って他の商品を買ってもらうための呼び込みの商品
例
コンビニのジャンプ
table:集客商品と収益商品
集客商品 収益商品 備考
立ち食いそば かけそば おにぎり、天ぷらなどサイドメニュー
ラーメンチェーン ラーメン290円 餃子、デザート、ドリンク
牛丼チェーン 牛丼 お味噌汁、サラダなどサイドメニュー
ガソリンスタンド ガソリン 洗車、車検、板金、レンタカー
スーパー 特売のタマゴ 粗利の高い精肉
通販 試供品、サンプル品 定期購入の本品
マクドナルド 100円コーヒー 粗利の高いハン バーガー
居酒屋 ハッピーアワーのドリンク 粗利の高いおつま み
#売上総利益(粗利)
原価
小売物価統計調査
https://www.stat.go.jp/data/kouri/index.html
事例
100円でコーヒーを売り、特産品など高額商品の展示スペースを33,000円で貸し出して展示して販売する
渋谷地下街「99円カフェ」の秘密 6G時代見据えた“日本版b8ta”
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00525/00004/