リープフロッグ型発展
リープフロッグ現象/Leapfrogging
技術輸入などを用いて、一足飛びな技術革新が起きることをリープフロッグ現象という。例えば新興国では固定電話の普及を待たずに携帯電話が普及した。
日本でも高度成長期前夜から後期にかけて、知識やアイデアの輸入で儲かってしまった。自ら生み出すことなく儲かってしまった。哲学にしても、日本は輸入でまかなってしまって、生み出すことなく今まできてしまった。こういう輸入やただ乗り的は反動が大きい。
生み出せる力も、ミッシングリンクの経験も欠けることになる。
リープフロッグ型発展(リープフロッグがたはってん、英:Leapfrogging)とは、既存の社会インフラが整備されていない新興国において、新しいサービス等が先進国が歩んできた技術進展を飛び越えて一気に広まること。リープフロッグ現象ともいう。
一例として、多くの新興国において固定電話の普及を待たずに携帯電話およびスマートフォンが急速に普及したことが挙げられる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/リープフロッグ型発展
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#隣接可能性(Adjacent_Possible)
#社会変化
from S.『TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか』
イヤナスの言う透明性は、噓や偽物が蔓延している業界で、莫大な価値を持つ。2017年のダボス会議では、「ブロックチェーンはグローバル取引に革命をもたらす」「ブロックチェーンを使って社会に貢献する」といったタイトルのプレゼンテーションが目白押しだった。ブロックチェーン技術の恩恵のなかでもっとも注目を浴びていることのひとつが、途上国での活用だ。ホンジュラスやガーナなど、統治が弱く記録システムのない途上国では、信頼が不足しているという証拠でもある。「ブロックチェーンには数十億もの人たちを一足飛びに新時代に突入させる潜在能力があります。固定電話を飛び越えて携帯電話が普及したのと同じような現象が起きる可能性があるんです」と言うのは、世界銀行のシニア・オペレーティング・オフィサーのマリアナ・ダーンだ。