ホルムの方法
検出力を向上するためにボンフェロニの方法を修正したのがホルムの方法である。
これは$ k個の検定を考えるときに、以下のようなことを行う。
1. $ k個の各検定を、$ p値が小さい順に並べる。
2. $ p値が$ i番目に小さい検定に対しての有意水準を$ \alpha/(k-i+1)とする。
3. $ p値が小さい順番から上記の有意水準で検定を行う。
4. 初めて帰無仮説が採択された検定を第$ l番目とすると、第1番目の検定から第$ l-1番目の検定までは帰無仮説を棄却、それ以降は採択する。
参考:入門統計解析 p327