イーサネット
from 日本のインターネット創世記に関わるブックマーク
イーサネット
OSI参照モデル、Ethernet、LAN( local network )、ローカルネットワーク
https://ja.wikipedia.org/wiki/OSI参照モデル#層別・プロトコルスイート別の例
https://ja.wikipedia.org/wiki/Network_Control_Program
https://ja.wikipedia.org/wiki/X.25
Ethernetの起源は無線にあった!)!)30年の歴史をたどる | 日経 xTECH(クロステック)
https://ja.wikipedia.org/wiki/イーサネット#歴史
ASCII.jp:Ethernetはどのように誕生したの? (1/3)|入門Ethernet
Ethernetを汎用LAN規格として普及させるために、ゼロックスはDECとインテルを巻き込んだ。そうしてできた規格は、DEC、インテル、ゼロックスの3つの企業の頭文字を取って「DIX」と呼ばれた。
DECは、自社のミニコンVAXで手軽にLANが利用できるメリットがあった。インテルは、半導体チップの販路拡大が見込めるメリットがあった。ゼロックスは、レーザープリンタを売りたかった。なぜか、肝心のAltoを販売する気はなかったようで、お陰でAltoと競合するLisaやMacintoshを持つアップルは命拾いした。もっとも、レーザープリンタをネットワークで共有するというビジネスは、ゼロックスに十分な利益をもたらしたようだ。
こうして1980年に3社共同でEthernetバージョン1を発表した。Alto専用LAN時代には2.94Mbpsだったのが、このときに10Mbpsまで高速化された。1982年にはバージョン2(通称Ethernet II)を発表し、ここに現在まで続くEthernetが誕生する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/イーサネット
https://ja.wikipedia.org/wiki/イーサネット#仕様開発
https://gyazo.com/9fb5f9a2868030cbf6ecbe5ff78c7e8c
1970年、ハワイ大学のノーマン・エイブラムソン教授が「ALOHAシステム」を開発した。ハワイ諸島の島々を4800 bpsの無線によるネットワークで結ぶシステムで、イーサネットの発想の原点と言われている。
1972年、米ゼロックス・パロアルト研究所 (PARC)の ロバート・メトカーフを中心に、開発中のコンピュータAltoの通信システム設計を開始する。ALOHAシステムのアイデアに基づいて開発され「Alto Aloha Network」と呼ばれた。伝送速度は2.94Mbpsで、これはAltoのベース・クロック5.88MHzに合わせたものとされる。
1973年5月22日、メトカーフが上記システムを「イーサネット」と名付ける。この名称は、物理学の廃れた用語「エーテル」(ether, イーサ)に由来し、光の媒質として遍在すると考えられていたことになぞらえている。メトカーフはこの日をイーサネットの誕生日としている。
1975年3月31日、イーサネットが特許出願され、1977年12月に登録された。その後、ゼロックス社は特許を開放してオープンな規格とした。
10BASE5の接続概観。太い同軸ケーブルにタップトランシーバを取り付けて端末や他の同軸ケーブルと接続するバス型トポロジー。
1979年、「DIX仕様」が策定される。この名称は、仕様開発に関わったDEC・インテル・ゼロックスの3社の頭文字をとったものに由来する。バス型トポロジーにおける半二重通信で10Mbpsの多元接続を達成した。
1980年、DIX仕様をIEEE 802委員会に「Ethernet 1.0規格」として2月に提出、9月30日に公開する。
1982年11月、「Ethernet 2.0規格」の改版・公開。
1983年6月23日、Ethernet 2.0をもとに「IEEE 802.3 CSMA/CD」として標準化。初版で用いられた伝送媒体は50Ω同軸一芯ケーブルで、直径1cmの堅く重たいものだった (10BASE5)。
Digital Equipment Corporation; Intel Corporation; Xerox Corporation (1980-09-30). The Ethernet, A Local Area Network. Data Link Layer and Physical Layer Specifications, Version 1.0. Xerox Corporation.
https://ethernethistory.typepad.com/papers/EthernetSpec.pdf
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https://ja.wikipedia.org/wiki/10メガビット・イーサネット#10BASE5
1983年にIEEE 802.3として最初に標準化されたイーサネットは、最長500mの同軸ケーブルによるバス型トポロジー構成で10Mbps通信を達成したことから10BASE5と名付けられた。
10BASE5は民間に普及した初めてのイーサネット規格で、1990年代前半まではイーサネットの主流であった。高いノイズ耐性があるが、同軸ケーブルが太く配線時の取り回しが悪いという欠点があった。後発の拡張規格で引き回しの良い10BASE2, 10BASE-Tが登場すると、徐々にデスクトップパソコンなどの人間の生活環境の周辺はこれらが広く使用されるようになった。依然として、1980年代より存在する工場では制御用回線として10BASE5が用いられている場合があるなど、しばらく10BASE5はLANの基幹線として使用されていた。
同軸ケーブルを引き回してネットワークを作ると信号の減衰による問題が顕著に現れるため、同軸ケーブル用のリピータやブリッジが開発され用いられるようになった。10BASE-Tが標準化された1990年代以降は、リピーターは複数のポートを持つリピータハブへ、ブリッジも複数のポートを持つスイッチングハブへと進化した。 端末とスイッチングハブとのツイストペアケーブルによる接続構成は拡張性が高く、それに伴い接続機器の需要が高まり価格が低下したことで急速に普及した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/IEEE_802.3
IEEE 802.3 は、IEEEにより規定されたLANの代表的な規格の1つ。また、その仕様標準化のためにIEEE 802委員会に設置された規格策定グループ(ワーキング・グループ)。
規格名称の語としてはイーサネットとほぼ同義に用いられ、有線LANにおける物理層およびMAC副層の機能仕様を対象とする。IEEEは、ISO/IEC_JTC_1とAリエゾンで連名で規格を発行でき、IIEEE/ISO/IEC 8802-3として発行している。
[NETWORK博物館]Ethernet Version 1.0(1980年) | 日経クロステック(xTECH)
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