複数のリストを並行処理する - haskell-shoen

zip

ふたつのリストを処理する

zipを使うとふたつのリストをまとめることができます。

code: (haskell)

zip 1..3 'a'..'c'

(1,'a'),(2,'b'),(3,'c')

引数のリストの長さが異なっていた場合、返り値の長さは短い方に揃えられます。

code: (haskell)

zip 1..3 'a'..'z'

(1,'a'),(2,'b'),(3,'c')

zip 1..100 'a'..'e'

(1,'a'),(2,'b'),(3,'c'),(4,'d'),(5,'e')

長い方は無限リストでも機能します。

code: (haskell)

(1,'a'),(2,'b'),(3,'c')

2引数関数を与えてふたつのリストを処理するにはzipWithが使えます。

code: (haskell)

zipWith (+) 1, 2, 3 10, 100, 1000

zipWith (&&) False, False, True, True False, True, False, True

False,False,False,True

みっつ以上のリストを処理する

みっつ以上のリストをまとめるにはzip3を使います。

zipと同様、引数の長さが異なっている場合は短いものに揃えられます。

code: (haskell)

zip3 1..3 'a'.. False, True, False, True

(1,'a',False),(2,'b',True),(3,'c',False)

4個以上のリストをまとめる関数はData.Listをインポートして使うことが出来ます。

zip4からzip7までの関数が定義されています。

code: (haskell)

import Data.List

:t zip4

zip4 :: a -> b -> c -> d -> (a, b, c, d)

:t zip7

zip7

:: a

-> b

-> c

-> d

-> e

-> f

-> g

-> (a, b, c, d, e, f, g)

同様にzipWith3からzipWith7も定義されています。

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