成功するオンライン参加プラットフォームの条件:vTaiwanの事例から
vTaiwanの事例を元に、g0vのBilly Lin (林雨蒼)が書いた文章より
(日本語版)デジタル時代の市民参加の血と涙の歴史(Billyの講演をめっちゃ読みやすくしました) - Google Docs
適切な利害関係者を招き、必要な情報を提供し、平等な立場で議論を行い、皆が意見を述べ、全体像を把握できるようにすることで、より良い意思決定を行うことができる
vTaiwan は、議論の対象が、バーチャルな法規制であり、利害関係者の多くが、インターネットを利用していたからうまくいった
蔡玉玲(ツァイ・ユーリン)は、この分野の専門家であり、人脈も豊富で、これらの問題について、以前から取り組んできたため、どのような立場の人を議論に招くべきかを、理解していた
さらに、彼女は、法務大臣であり、法律を改正する権限を持っていた
それにより、参加する人たちの意欲も引き出せた
参加を促す仕組みづくりと政治家の関与の重要性
良い意見には、報酬を与える、感情的な言動は制限する、ワーキンググループを通じて、質の高い意見を引き出す、オフラインのイベントと連携させる、議論の過程を公開し、自分の意見がどのように扱われているのかを、人々に知らせる、透明性の高い手続きを通じて、信頼を得る、など
「自分の意見は、確実に政策に反映される」という、政治家による確約が、非常に重要
一方で、熟議には時間がかかってしまう。政治家がそれだけの忍耐力を持つことは難しい
また、悪意を持った人たちにハックされる危険もある
最も重要な問題は、オープンガバメントや、オンラインの公共参加が、選挙で勝つために役立つかどうか
選挙に通りやすくなるならみんな参加するよね