DESIモデル
DESIモデル
伝える相手が怒っている、不満を持っている。など伝える前提の状況が「伝わりにくい立場」にある場合に有効的なフィードバックです。
以下の頭文字をとって、DESIモデルと呼ばれています。
D:Describe=状況の説明をする
E:Express=自分の意見を話す
S:Specify=具体的な提案をする
I:Inform=生じる結果やメリットを伝える
D:Describe
共通認識の確認を行います。
「〇〇ということでしたよね」と小さなYESをもらいます。
E:Express
自分が思っている事や事実に対して感じたことを伝えます。
「私は〇〇に対して〇〇と感じました」
「〇〇という数字は低いパフォーマンスだと思っている」など
S:Specify
相手の行動ベースで何をどうしてほしいかを提案します。
※「できるだけ」「なるはや」など抽象的な表現はNG
「〇〇さんは高い資料作成スキルを持っているので、全社新人育成マニュアルを作成してもらえませんか?」など
I:Inform
提案のメリットもしくは、デメリットを伝える
※おどすのではなく、判断材料を渡すと考える
「〇〇さんが資料作成をやってくれたらクオリティの高いものを期限通りに本部に提出することができ、会社からのA店の評価も上がります」など