エディタ導入編:健康で文化的な最低限度の生活のためのChromebook設定
Crostini時代の Chromebook設定をまとめたものです.以下のものが公開されてます
Visual Studio Code(あるいはCode-OSS) の導入
最近の日本語にも対応したエディタとして,Visual Studio Code を導入します.
MSのVisualStudioCodeのlinux版はIntelアーキテクチャ用しか提供されていないので,オープンソース版を利用することにします.IntelCPUでMS版を使うときにはMSから.debパッケージをダウンロードしてください.
https://gyazo.com/393bcbe2071769acbd39564b84a47bda
Armアーキテクチャ用のビルドはこちらのサイトで提供されています.Raspberry PiがArmなので比較的活発に開発されているようで便利です.
インストール方法のやりかたを実行してもうまく行かないので,コンパイル済のパッケージ自体をこちらから直接ダウンロードするといいでしょう.
ここの中から 最新の debian/streach用でarm64 となっているパッケージをダウンロードします.
https://gyazo.com/e599d37c365b4a7f57ba4db4df6e230a
クリックしたら,右上の「Download」から .deb ファイルをダウンロードできます.
https://gyazo.com/49f712e8a00bec2fad0b1c5f70134020
ダウンロードするときに,arm64の Linuxファイル を選ぶようにします.
https://gyazo.com/30693234807ca566d45c86ef4db14728
あとはapt を使ってインストールすれば良いのですが,コマンドラインを使わなくても,Linuxのファイルシステムにダウンロードしてあれば,ファイルアプリから右クリックで インストールを選択することができるようになりました.intel版も同様にインストールできます.何が起きているかみたい人は apt コマンドを使うほうがよいでしょう.
https://gyazo.com/d1a1d566ca42770c31df0ad87f97afc2
VisualStudioCodeの設定
Visual Studio Code ではそのまま日本語(というかUTF-8?)が扱えるようですがメニューのほうも日本語化してしまいます.起動したら,左側上段のアイコンの中の一番下にあるextentionsを開きます.ここで
https://gyazo.com/c4bc959017bfb818c9bce21b9bd207d1
Japanese と入力すると キーワードにマッチするものだけ表示されるので、 Japanese Language Pack for Visual Studio Code をインストールします。
https://gyazo.com/b188f270168d6a4ad7e6fdc5b861f022
インストールが終わると、リスタートするかと聞いてくるのでYESを選択しましょう。
https://gyazo.com/2f4e6be8eb1a6dfab372e01ec8d671e1
すると、メニューなどが日本語化されます。
バッファでは、Ctrl-SpaceでMozcを立ち上げて日本語入力も可能です。
https://gyazo.com/8f4a24a49bbd57962b6948a5b1c280f7
https://gyazo.com/d1dd343dafb8487e389f016c7e8cee31
普通に日本語対応のエディタとして利用できるようになりました。
基本的にモダンなエディタですので,各種言語用の拡張がたくさんあるので,自分の使う言語にあわせて選ぶといいでしょう.
Emacsの導入
aptで導入できるemacs はUTF-8対応なので普通に設定すれば日本語も表示できます.日本語入力にはemacs用のmozcバインディグである emacs-mozc とツールである emacs-mozc-bin の2つを導入します.このバインディングをインストールすると自動的に emacs24が導入されるのでそのまま進めるのがおすすめです.Intelの場合には何も考えずに aptからemacs-mozc を導入すればすべて導入されるとおもいます.
code:emacs-mozc-arm
sudo apt install ./emacs-mozc-bin_2.19.2623.102+dfsg-1_arm64.deb ./emacs-mozc_2.19.2623.102+dfsg-1_arm64.deb
code:emacs-mozc-intel
sudo apt install emacs-mozc
バッファ上でCtrl+\ を押すことでMozcが立ち上がって日本語入力することができます.これはターミナル上で emacs -nw したときにもちゃんと日本語入力できるので便利かもしれません.
次の予定は開発環境のインストール編ですが,うちのC101PAが何故か絶不調で,リブートを繰り返したり起動できなくなったりしてるので arm版のお話はだいぶ先になるかもしれません...
Atom.io の導入
intel 版のモデルに限りますが, atom.io も導入することが出来ます.こちらはGithub謹製のエディタで,Githubと相性いいです.日本語も普通に通りますし,pdf-view でPDFも見れたりするので普通に使えます.
のページから .deb パッケージをダウンロードしてインストールします. https://gyazo.com/a3ba7eb504b447d32fa3d75416d347c2
aptコマンドでインストールしてもよいのですが,linuxのファイルシステムにダウンロードしたら,右クリックのメニューからインストールすることも可能です.
https://gyazo.com/5d42c8e0583834829f7d045441da5aae
実行すると,インストーラが起動してインストール作業が行われます.ターミナルでコマンドを入力する必要はありません.
https://gyazo.com/35177074b8ac525e9515045609fa9341
https://gyazo.com/c8641d3f07a24ff56a4f6564a4db41c5
終了するとランチャーの中にatom.io のアイコンが出現します.
https://gyazo.com/08c3b01087204d6ee487cb81d8b040c4
起動すれば普通に MacやWindows版と同じように使えるはずです.前述のとおり mozcがインストールできていれば,日本語も普通に動きますね.
https://gyazo.com/4d911679a424987cb56aa21d2f4e274c