睡眠関連摂食障害の診断基準
from 睡眠関連摂食障害
以下のA. B. C. を満たす場合に診断される
A. 主たる夜間睡眠中に、不随意的に飲食するエピソードが反復性に出現する
これが不定期に起こる
B. 反復性の不随意的な食行動により、以下の1つ以上が生じる
1. 奇妙な取り合わせの食物、もしくは食べられないものや毒性のあるものを摂取する
これもある
2. 食行動に伴って夜間不眠を生じ、眠っても休息が取れなかったり、日中に疲労や眠気をきたしたりする
3. 睡眠中のケガ
朝起きたら足を捻挫していた
ゾルピデム服薬中に起こした
4. 食物を探したり調理したりする最中に危険な行動を伴う
ブレーカーを落とした
これもゾルピデム服薬中
5. 朝の食思不振
食べたい時は食べたいし、食べなくてもいいって日は食べなくてもいいのでわからない
6. 高カロリーな食物の過剰摂取に伴う健康の問題
C. 他の睡眠障害、内科疾患、神経疾患、精神疾患、薬物・物質使用によっては説明できない
参考
睡眠関連摂食障害 井上雄一, 駒田陽子 - 特集 精神疾患に併存する睡眠障害の診断と治療 精神経誌(2010) 112巻9号 精神神経学雑誌オンラインジャーナル
睡眠障害国際分類 第2版 診断とコードの手引 | 書籍詳細 | 書籍 | 医学書院