何もしていないのに
ソフトウェアもしくはハードウェアが急に動かなくなることの表現
大抵はどこかで誰かが何かをしているが、すべて把握するのは難しいため「何もしていないのに壊れた」となる
いくつかパターンが考えられる
1. 自分が何かをしたが、それを意識していなかった
わからないことがわからない状況を何とかする術を知らないので、自分は何もしていないと思ってしまう
これが一番原因の解明が難しい
なにせ意識していないのだから
意識していないので行動を記録していることも稀
イベントログなど自動的に記録されている情報を収集するしかない
2. 自分はいつも通りの操作をしたが、ソフトウェアの特定の問題を踏んだ
a. うるう年の2/29のみ動かない不具合があった
b. 連携先のシステムがダウンしていた
c. 連携先のシステムに不具合があった
d. 連携先のシステムに更新があり、互換性が壊れた
例: Exception: 予期しないエラー: (略)example.com/hoge.csv
最初はb.かなと思ったが、拡張子が違うと問題が動いていたのでc. にした
しかし、それ以前は動いていたのでやっぱりc.でもなくd.かもしれない
3. 自分は何もしていないが、外部からの介入があった
Windows Update、セキュリティパッチの適用など
素Windowsだと管理部門等から一括でバラまかれることが多く、防衛策がない
例:
2021年12月1日 朝、Officeファイルが開けない問題が発生した
2024年7月19日 CrowdStrike FalconのアップデートによりWindowsブルースクリーン多発(2024/08/08)
適用タイミングが悪いとみんなでダウンしてしまう
4. 自分は何もしていないが、「もの」に何かがあった
HDD(SSD)が寿命を迎えていた
電源、ケーブルが抜けていた
壊れたわけではないが、なにかのはずみで