アジア青空劇場フェスティバル2018
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2016年久留米シティプラザで開催した「アジア青空劇場フェスティバル」を、福岡市で開催します!
昨年は、「意思のある劇場を作ろう」として、六角堂広場に「屋台劇場」を設置し、福岡の演劇人の発表とアジア各国から参加したアーティストの作品発表が行われました。シティプラザ内では、「おひとりさまの演劇」という観客が一人だけで体験するBOX劇場をワークショップで創作して発表しました。
今年は、「観客と演劇を共有する方法」をテーマに、創作編・演技編・脚本編・企画編・シンポジウムなどを行います。
私たちに必要な劇場を、自分たちの手で作り出すフェスティバルの大きな一歩になります。
ぜひぜひご参加ください!
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■日程
2018年2月9日(金)〜11日(日)
■会場
福岡市民会館 練習室A(〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神5丁目1?23)
■プログラム
◎創作講座
街の中にある劇場を見つける〜「ここで芝居できないかな?」からはじまる3日間〜
日時
2月9日(金) 19:00〜22:00
2月10日(土) 14:00〜22:00
2月11日(日) 14:00〜22:00 ※最終日発表 懇親会あり
参加費
3,000円
講師
山田恵理香(空間再生事業劇団GIGA)
1995年より福岡を拠点に活動を開始。同年「空間再生事業劇団GIGA」を旗揚げ。人間が秘めている本質を炙り出す演出は数々の衝撃作と問題作を生んでいる。2005年利賀演出家コンクール((財)舞台芸術財団演劇人会議主催)にて優秀演出家賞を受賞。馬山国際演劇祭をはじめとした招聘公演も多く、アジア各地で公演を行う。俳優育成や演劇普及にも力を注ぎ、2004年からは演劇ワークショップの進行役としも活躍。日本演出者協会理事。
◎脚本講座
「街をモノ語ろう」街が喋り出す
日時
2月10日(土)10:00〜12:30
参加費
1,000円/創作講座参加者は500円
講師
大塚ムネト(ギンギラ太陽's)
ギンギラ太陽's主宰。作・演出・かぶりモノ造型・出演。作品は、地元福岡を題材とし擬人化されたビルや乗り物が登場するのが特徴。徹底した取材に基づく作品は「笑って泣けるモノ語り」と大好評で、地元劇団として九州一の動員を誇る。「地元にこだわった地産地消の物語」を、そのまま地方公演と題して全国ツアーも実施。第42回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞、平成19年度福岡県文化賞、 平成22年度福岡市民文化活動功労賞を受賞。
◎演技講座◎
「他者との隔たりを超える体と声」向き合う体と声を育みます
日時
2月11日(日)10:00〜12:30
参加費
1,000円/創作講座参加者は500円
講師
朴章烈(劇作家・演出家)
1965 年生まれ。劇作家・演出家・芸術監督。演劇集団「反」の創立代表及び常任理事を歴任。ソウル演劇協会の会長としてソウル演劇祭など多くの企画を推進。日本での公演も多く、作・演出の『スーパーマンとターザン』『シンバル( 靴)』は大絶賛を得た。劇場“ 演劇実験室恵化洞1 番地” の3 番目の実行メンバー。ウソク大学演劇課講師“100 演劇共同体” 委員長韓国演劇編集委員、韓国演出家協会理事。現韓国戯曲作家協会会員/高麗大学大学院メディア文芸創作学科講師/アルコ公演芸術アカデミー第5代総同門会会長/韓国演劇協会理事/ソウル演劇協会3 代会長/劇場ナム協同組合理事長。
◎企画講座◎
「企画と助成金のお悩み相談室」実践的助成金の取り方
日時
2月11日(日)18:00〜19:30
参加費
1,000円/創作講座参加者は500円
講師
和田喜夫
1951 年山口県下関生まれ。早稲田大学在学中より演出を始め、文学座養成所を経て、1982 年から11年間、劇作家・岸田理生との共同作業を続ける。1992 年オーストラリアのアデレード、パース国際演劇祭で『糸地獄』を上演し絶賛を得る。2001 年よりオーストラリアやカナダ先住民の劇作家との共同作業を始める。「在日」の演劇人との共同作業も多い。代表作『糸地獄』『居留地姉妹』『ウィンドミル・ベイビー』等。演劇企画集団楽天団代表。日本演出者協会事務局長。
=募集要項=
・年齢、性別、経験、国籍は問いません。
・募集人数:各講座20人程度
・申し込み方法:名前(ふりがな)、年齢、性別、所属(あれば)、住所、連絡先(TEL、メールアドレス)、活動歴(あれば・未経験者歓迎)、応募動機を明記の上、下記アドレスまでお申し込みください。
・〆切:定員になり次第〆切
■お申込み・お問合せ先
日本演出者協会 九州ブロック
info.jda.fukuoka@gmail.com
アジア青空劇場フェスティバル
アジア各地で開催地を巡回する参加型フェスティバル
アジア各国の演劇人と協働して開催します。人と人の生の出会いが起こる演劇を、芸術家と市民が交流しながら体験することで、アジア平和に繋がる活動を目指します。現在の参加予定、日本、香港、中国、マレーシア。
アジア青空劇場フェスティバルのビジョン
「建物を持たない、青空のように繋がる劇場を作る」
劇場は、異質なものが出会う場所、集う場所、対話する場所です。建物があるから出会うことが出来るのではなく、出会うこと・集うことの出来る機能を持つ場所を作っていきます。それは、屋根に閉じられ、国境に隔てられたものではなく、青空のようにどこまでも繋がることが出来ると信じています。アジア情勢が危険になり、戦争の足音が聞こえてくるかのようです。近くて遠いアジアの国々が、互いに協力し、出会うこと、対話し続けることをやめない場所を作っていきます。
アジア青空劇場フェスティバル in Fukuokaのテーマ
「観客と演劇を共有する」
「劇場があるところに演劇があるのではなく、演技が行われている場所が劇場になる。(寺山修司)」と、寺山修司は言っています。演劇において、観客は重要な存在です。演技が行われる場所が劇場であり、演劇は、俳優が演じている瞬間に生まれるのではなく、観客との間に劇的な瞬間が生まれた時に演劇が存在します。「観客と演劇を共有する方法」をテーマにし、それを体験できるプログラムを開催します。