キショ
キショさ。
人身攻撃や、コミュニティに対するアンチではなく、概念、ミームに対する苦手意識
キショさという表現には、そうした生理的な反射でしか苦手さを表明できないことへの自己批判も含まれる
→ それそのものの話をする
苦手(なぜならバズワード性、ブチ上げだけが漂い、それが何を意味しているのか具体的じゃないから)
共犯関係
共創
破壊的イノベーション
コンヴィヴィアル・テクノロジー
Art & Tech
面白い / オモシロい
デジタルツイン
代理店の使う「クラフト」
「クリエイティブ」の名詞的用法
グロースハック
Design Thinking
Art Thinking
藤幡さんはアート思考を褒めてたけど、僕はやっぱりキショいと思う
社是系
日本の価値を上げる
「イノベーション」を冠してる社是は全部キショい
具体的に何がどうイノベーションを生みそうなの?
キショさに関連して
「キショい」という時点で、それが正当な異議として取り合ってもらうべきとは考えていなくて、なんかわかんないけど受け付けないんだ〜というお気持ち表明であることに開き直っている
それをキショ以外の言葉で言語化したところで、正当化され得るものではない
キショい は人や集団には向けない
概念、考え方などといった、ミームに向ける
宇野維正さんとのアレコレ
ラジご #205「キモい・キショい」使い方ガイド
https://www.youtube.com/watch?v=6Mb-RIPpqC4
ラジごの投票回を聞いて、キショさにもキショさなりの役割があるんでないかという気がしなくもない 正のRadical flank効果というか むしろ穏当な落とし所に社会の加重平均をシフトするために、捨て駒としてキショさを引き受けるという人が居たらとしたら、とか考える
Radical flank effect - Wikipedia
ラディカルな活動家のイメージが、穏健な活動家の印象に、いい方向にも悪い方向にも何らかの影響を与えること
ある層にとってキショい用語としてのX(リベラル、free等)があったとして、Xそのもののイメージの改善を図るよりも、相対的に香ばしくない新しいタームYをでっち上げるのが早いと思うのだが、その上でどの程度「キショいX」を当て擦って差別化を図るべきなのか
(X, Y)の例:
(フェミニズム, ウーマンリブ) -これは第二次、第三次で逆転してたり
(free, open) - Richard StallmanのFSMが香ばしくなってきたころに、Eric Raymondのが。
(ecological, sustainable) - 経済活動も含めて持続可能とするための環境保護
自分は少なからず先陣を切ってキショくあってくれた層にリスペクトを感じるのかも
というか大分キショを踏み抜いてる
数年前、高校の同級生とご飯した際、コテコテにキショい話題運びになったことがあり、この人間関係丸ごと損切りして良いなと思った時に、リアルでもXでもvalkneeさんの言う「モンスター化」したことがある
その発言を落合陽一氏にQTされ、その飲みに参加していた某研究室出身の人にブロックされた
Paul Grahamが言うところの「意図的な穏健派」の存在が、言論の自由市場の調整機構というか、人力モンテカルロ法の精度を落とす方向に作用するのと同様に、「意図的な急進派」を演じるのも無為だなと流石に思うようにはなったけれど けどそれが位置取りではなく本心から出てくるモンスターである限り、それはとても大事な感情な気がする うんうん頷きながら聴いていた