メニュー型とコックピット型
個人とコンピュータが接する状況をデザインする際に、まず考えなければならないのは、人間の生物的/物理的身体の特徴である。シンセサイザーのインターフェース・デザインにおいても、最近は液晶ディスプレイを用いた階層型メニューによるものよりも、モーグやブックラといった初期のアナログ・シンセサイザーや、航空機やレーシング・カーの操作システムのように、つまみやスイッチがたくさんついたコックピット型のものが好まれている。小杉武久やデーヴィッド・チュードアのように、所狭しとサウンド・ガジェットを並べて演奏する、ライヴ・エレクトロニクスのインターフェースもコックピット型だ。
遥かなる他者のためのデザイン
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UIの分類
メニュー型をとることで、ソフトウェアは歪んだ操作距離を持つこととなった