自己同一性
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自己
自我同一性・自己同一化
アイデンティティー
上妻世海.iconのツイート
現代社会では、〈私〉という器の中に自我が取り憑いている状態のことを正常とみなす。もちろん自我を完全に手放すことは危険であるが、他方で、器を広げることで自我を少し脇の方に寄せることが可能となる。そして、それによって、僕は自我以外の様々なものが〈私〉を動かすことを可能にするのである。現代社会における自己同一性とは〈私〉が自我に憑依されている状態であり、本来憑依するモノたちは自我だけに限定されない。とはいえ、社会生活を営むためには自我は必要である。だから自我には少し端によってもらって、そうじゃないものたちを受け入れる余白を作らなければならないのである。僕にとって成長とはこのような余白の拡張と様々なものたちを受け入れる余裕を持つことである。しかしながら、現代社会では自我そのものの強化を成長であると考える。だからこそ、成長によって幸福が増すことも余裕が増すこともないのだ。自我ではなく〈私〉を知るためには他者を受け入れる余白がいる。
@skkzm Nov 14, 2019
現代社会での在り方
〈私〉が自我に憑依されている状態
「成長」とは、自我そのものの強化。だから成長によって幸福や余裕が増すことがない
本来の在り方
〈私〉に憑依するモノたちは、自我だけに限定されない
自我ではなく〈私〉を知るためには他者を受け入れる余白がいる
たまに、器を広げて自我を少し脇の方に寄せて、そうじゃないものたちを受け入れる余白を作ろう
上妻世海.iconにとって「成長」とは、「余白の拡張と様々なものたちを受け入れる余裕を持つこと」
社会学者宮台真司さんのお話を心理学的に考察してみた。 – IDEA PSYCHOLOGY
自我同一性の確立には「危機」と「傾倒」が必要
「危機」とは、それまで当たり前だと感じて取り入れていた価値観に対して迷いを感じ、自分はこれでいいのかと考え始めること
「傾倒」とは、自分で選択したある特定の事柄に対し、興味関心を持ち、積極的に関わること
table:4つの段階
自我同一性達成 「危機と傾倒」両方経験 自我同一性を確立している
モラトリアム 「危機」のみ経験 自分の生き方を模索中
早期完了 「傾倒」のみ経験 親の価値観で生きている
自我同一性拡散 どちらも経験していない 自分がなく流されて生きる状態
「早期完了」の人たちには、現実より「虚構」「権威」が重要
【養老孟司】この対談で、あなたの意識に対する常識を覆します。 - YouTube
意識が戻ってくるたびに違う私になってたら困る。同じ=意識
養老孟司.icon 電気がついたときに電球が戻ったっていう人ありませんもん。それを現象っていうんですよね、私は現象なんですだから。その現象を同じって決めたらいろんなことができるようになったんですよ
言語・脳は違うものを「同じ」ものとして扱う