パラドクシカルな存在
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パラドクシカル
コロナ禍をどう読むか 16の知性による8つの対話
「オブジェクト/サブジェクト(モノ/主体性を持って情報を伝える存在・生物)の境界」にいる
ウイルスは自己複製ができず、「生きている」が生物として定義可能な有機体ではない
生態系との関係でのポジティブサイドでは、赤潮を解消させ、より生態系を富ませたり、ウイルスとヒトの遺伝子のようなことも。
人間
石倉敏明.icon ラトゥールのアクターネットワーク理論を引くまでもなく、人間は地球全体に、オブジェクトとサブジェクトの諸次元をつなぐハイブリッドなネットワークを築き上げてきました。さらに、人間自身もまた、動物であると同時に動物圏から超越していて、人智圏、すなわち社会的なコミュニケーションの領域や、人間的な意味の世界というものを作っている。言い換えれば、人間は生物でありながら、同時に生物を超えたものとして地球上の生態系に干渉するハイブリッドな存在です。(p323-324)
敵は友、友は敵 文明と新型コロナについて|成田 悠輔|note