魔神セフィロト
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魔神セフィロト:Sephirot
魔大陸アジス・ラーに封印された「三闘神」のうちの一柱。
かつて南方大陸「メラシディア」の樹状種族が崇め信仰していたとされる。世界最初の樹を神格化したものと考えられている。樹状種族の神話によれば、ウォーリングラナーと呼ばれる大隼が原初の樹たる「世界樹」の種を運んだという。魔神「セフィロト」による祝福を受け、堂々たる威風をまとった大隼が原初の樹たる「世界樹」の種を霊鳥が各地に運んだことで、この世に木々が茂ることになったのだという。生命を操り、自らを「成長」させて巨大化して暴れ回る様は「魔神」の名に相応しい。
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メラシディアがアラグの軍勢の侵攻を受けた際に召喚されたこの蛮神は、敵軍に多大な被害を強いながらも、ついには捕獲され、魔大陸「アジス・ラー」の中枢施設に封印されることとなった。
アジス・ラーのガンマ管区に古いカテドラル(*注)があるが、元は樹状種族が建設したものでアラグの時代にもすでに遺跡だったものと思われる。驚異的な強さを誇る魔神セフィロトの捕獲、封印に成功したアラグはその力をコントロールすることを考えた。その信仰と蛮神の研究するためにアラグ人によって別の場所から移設されたものであると考えられている。
*注:カテドラル
カテドラルとは司教座聖堂・主教座聖堂のことで、狭義では聖堂の首座たる司教または主教が礼拝儀礼中に着座する専用の椅子の事を指す。大聖堂と訳されることが多い。丸い建物としてのカテドラルは崩壊が進んでいるが、ドーム内に設置された攻撃砲台のようなものは、アラグ時代に造り付けられたものだろう。
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