オルコ・パチャ
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南北に分かれるトラル大陸の南部をヨカ・トラルと呼ぶ。そのヨカ・トラルの西部にはトラル大陸の最高峰である霊峰ウォーコー・ゾーモーを有する山岳地帯があり、その地域を指してオルコ・パチャと呼ぶ。標高が高く全域が高山地帯となっているオルコ・パチャは空気が薄く、風が強い為、背の高い樹木は生えず、地域の全域にわたり大地の殆どが岩肌剥き出しの大地になっている。
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比較的標高が低い地域には小柄な体格のペルペル族が集落を作って暮らしている。ペルペル族はアルパカの放牧のほかそのアルパカに乗り大陸各地を巡る行商の民として知られているが、お茶やコーヒーの栽培、アルパカウールを使用した織物など物作りの民としても知られている。
また標高の高い地域にはペルペル族とは対照的に巨大な体を持つヨカフイ族が暮らしている。ヨカフイ族は1000年前まではヨカ・トラルを支配するほどの勢力を誇ったが、今は古い遺跡の残るこの地で遺跡を守って暮らしている。