07.善王モグル・モグXII世
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07.善王モグル・モグXII世:Good King Moggle Mog XII
モーグリ族の伝承に登場する「最後の王」
二つ名は「善王」。
モーグリ族と人々との交流の歴史は長く、ティノルカの地下都市「ゲルモラ」時代に遡る。 当時ゲルモラの民は精霊の許可なく、黒衣森で生活を送っていたため、モーグリ族にとって「森を荒らし、精霊を怒らせるやっかい者」であった。
しかし、黒衣森からイクサル族が追放され、代わってゲルモアの民が森での暮らしを許されてからモーグリ族との関係は好転し、今では精霊と人々とを繋ぐ仲介者として、モーグリ族は良き隣人となっている。
そのモーグリ族に伝わる神話によれば、かつて神々の時代にモーグリ族は天界に住んでいたとされる。
しかし、一杯の葡萄酒に端を発した「神さまの乱痴気騒ぎ」と呼ばれる天界を揺るがす大戦争が勃発した際に、モグル・モグXII世は自らの一族を守るため、天より長い糸を垂らして一族の者を順番に下界へ避難させ、最後まで糸を垂らした王自身は天界に残ったのだという。モーグリ族が今でも王を戴かないのは善王モグル・モグXIIの帰還を待っているからだという。
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画像引用:おとぎ話の王
だが、エオルゼアに伝わる十二神の神話に「神々の戦い」が勃発したなどという話は存在しない。そのため、神学者の多くが「善王」の逸話を、モーグリ族に伝わる一種のおとぎ話だと解釈していた。
しかし「モーグリ家臣団」と称するモーグリ族のはみ出し者集団が、祈りとクリスタルの力を以て神降ろしを行い「善王」が顕現した事で、学術的には存在しないとされてきた「おとぎ話の王」を真実として取り扱うべきなのかどうか神学界に混乱が広がっている。
また善王モグルモグXIIは神として崇められていた存在ではないため厳密には蛮神と呼ぶべきかどうかは議論の余地が残るが、その召喚方法、存在理由などから、現状は「蛮神」と判断せざる得ないとされている。
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