ロスガル(ヘリオン/ロスト/シュバラール)
イルサバード大陸に由来する民族と言われるが、新大陸と呼ばれるトラル大陸でもその姿を確認することができる。トラル大陸ではシュラバール族と呼ばれ、ヤクテル樹海に本拠地を有し、長年マムージャ族と領地争いを繰り返してきた歴史がある。男性おロスガルは発達した筋肉と頑強な肉体を、女性はしなやかで強靭な肉体をしていて、共に鋭い爪や牙を持ち、その顔付きは獅子や豹などネコ科の猛獣を連想させる。その容姿ゆえ古代においては野蛮な民と見られ、他種族との争いが絶えなかったが、ロスガル族に共通語が浸透するにつれ人種との相互理解が進み次第に交流が増えていった。
ロスガルは伝統的に同族に限らず女性を指導者として社会を構成する事が多いのだが、それは男性より女性のほうが広い視野を持ち、それ故優れた指導者としての才覚を開花させる者が多かったことに由来するのだが、そもそも基本的にロスガルは男女の出生比率に極端な偏りがあり、女性のロスガルはごく少数で見かけることはほとんどない。そのため種として貴重な女性であるということがすでにカリスマ的要素となっているという側面は否定できない。
ロスガル族の中で最もよく知られているのが暖色の毛並みを持つヘリオンと寒色の毛並みを持つロストの二部族であるだが、元来、ロスガル族には「部族」という概念がなく、他の種族からは部族であると思われている「ヘリオン」と「ロスト」についても、「生き方の差」でしかなく、厳密な意味では「暖色の毛並みを持つロスト」もいれば、「寒色の毛並みを持つヘリオン」も存在する。
へリオン
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一般的には暖色の毛並みを有するロスガルの部族を指す。イルサバード大陸南部のボズヤ地方にて、女王を中心に暮らしていた。彼ら自身の言葉では部族を表す語は存在していなかったが、ひとりの女性指導者を中心に、多くの男性が行動する社会構造を、太陽を中心に巡る彗星に喩え、共通語では「ヘリオン」と呼ぶ。
ロスト
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一般的には寒色の毛並みを有するロスガルの部族を指す。仕えるべき女性指導者が他界して自由民となったり、遠い過去に定住生活を捨て移動生活を送るようになった人々。力仕事を担う季節労働者、荒事を請け負う傭兵、あるいは行商など、その時々で生業を変え、自由気ままに暮らしている。こうした生き様を、太陽を離れた彗星に喩えて「ロスト」と呼ぶ。
シュバラール
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エオルゼアの西に位置するトラル大陸のヤクテル樹海に住まうヘリオンでもロストでもないロスガルの部族。南方大陸ヨカ・トラルの東部にあるヤクテル樹海を本拠地とするが、トライヨラや、北方のサカ・トラルに移住してきた者もいる。身体的特徴は主にヘリオンを準拠とするが、黄色や赤などの華やかな体色を持つ者は比較的に多い。
かつては同じくヤクテル樹海原住民のマムージャ族と樹海の支配権をめぐって凄惨な争いを数百年にわたり繰り広げてきたが、連王となる以前のグルージャジャが仲裁し両種族に平和をもたらした。とはいえ諍いが完全になくなったわけではなく、種族間の溝は未だに深い。
トライヨラの現武王ウクラマトもシュバラール族である。
種族・民族図鑑~Ethnic Encyclopedia~