ルガディン(ゼーヴォルフ/ローエンガルデ)
北洋諸島をルーツとする海洋民族で大柄で筋骨たくましい、がっしりとした体格をした種族。
ルガディンは古ルガディン語で「雨」を意味する「ルガン」と、「人」を意味する「ディン」の組合せで、「雨の民」という意味になり、故郷である北洋諸島が雨や霧が多い土地であったことに由来する。蛮勇を競い合う風習を持つため、他民族からは野蛮だと思われがちだが、情に厚く忠義を貫き通すことでも知られ、歴史的に偉大な武人を多く排出してきた。
海洋民のゼーヴォルフ族と、山岳地帯に根拠地を置くローエンガルデ族に大別されるのだが、三大州にはその他にも異なる部族がおり、ガレマール帝国の制圧下では属州民として組み込まれてしまった者たちもいるというがいずれの部族も北洋諸島をルーツとしている。
・ゼーヴォルフ
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吟遊詩人に丸太のようだと称される筋肉質で大柄な体に青白い肌が特徴。総じて髪質が硬めで、独特のウェーブがかかっている者が多いため、独自の編み込みを行う文化が発達した。
北洋から襲来する海賊「海の狼」として恐れられてきた部族。今もルスレント島を中心として独自の勢力圏を維持しているが、約700年前に王の圧政か
ら逃れる形で北洋を脱した者たちがいた。彼らがバイルブランド島に漂着した結果、勃興したのが海都「リムサ・ロミンサ」であることはあまりに有名である。
伝統的に船乗りが多く、海賊業や海運業、漁業に従事するものが多いのも特徴のひとつ。ちなみに現リムサ・ロミンサ提督のメルウィブ・ブルーフィスウィンも生粋のゼーヴォルフ族として知られている。
・ローエンガルデ
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煮えたぎる溶岩を覆わせる赤みを帯びた肌をしている。ゼーヴォルフ族よりはるか昔に、北洋諸島から大陸へと渡り北アバラシア山脈に住み着いた少数部族。煉獄の門と信じられている噴火口付近に里を築いていることから、「炎の衛士」とも呼ばれる。ルガディンの頑強な肉体だけでなく、幼い頃から火渡りの修行を行う風習があり、それ
により魔力の素質も備えている。伝統的に傭兵稼業に従事する者が多いことでも有名だ。厳しい環境が文化に及ぼした影響は大きく、彼らの間では修験者のような寡黙さと忍耐強さこそが高潔さの証とされる。生活習慣でいえば物に乏しい山岳地帯での生活から、味を競うよりも残さず食べることを好み、過度の装飾よりも家畜の毛を生かした実用的な衣服を好む。
種族・民族図鑑~Ethnic Encyclopedia~