EQ
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情動の知能指数。いわゆる「頭のよさ」を指し示すIQ(知能指数)に比した概念。
IQがおもに「知能」の発達速度を示すのに対して、EQは仕事への取り組み姿勢や人間関係への関心の度合いなどを感情という視点から測定する指数
EQが生まれた歴史は、IQでは優秀な人が愚かな言動や行動をとってしまうの理由が説明できない という流れからできている
賢い意思決定には従来のIQで測定した知性を超えるものが必要
従来と異なる知性が無ければ、現実に起こっていることの説明ができない
精神年齢と同一視されたり、心の知能指数が低い人=犯罪 IQが高くてEQが低い人がサイコパス…みたいな極端な論調で使われやすいので、注意が必要
それぞれが出自が違うものを恣意的かつ面白いの方に紐づけているやーつ
▼EQには、5つの分類があり、
①自己認識 ◎
②自己統制 × → △・MAX〇
③動機付け 〇
④共感 × → MAX△
⑤ソーシャルスキル △
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個人的コンピテンシー(自分自身に対処する能力)
自己認識
感情の自己認識 ― 自分自身の感情を読み取り、そのインパクトを認識する。直観を信じて決断する。
正確な自己評価 ― 自分の長所と限界を知る。
自信 ― 自分の価値と能力に対する健全な信頼。
自己管理
感情のコントロール ― 不穏な感情や衝動をコントロールする。
透明性 ― 正直と誠実。信頼できること。
順応性 ― 状況の変化に順応し、障害を克服できる柔軟性。
達成意欲 ― 自分の内なる目標基準の達成をめざしパフォーマンスを向上させる意欲。
イニシアチブ ― 進んで行動を起こし、チャンスをつかむ。
楽観 ― ものごとの良い面を見る。
社会的コンピテンシー(人間関係に対処する能力)
社会認識
共感 ― 他者の感情を感知し、他者の視点を理解し、 他者の事情に積極的関心を示す。
組織感覚力 ― 組織内の潮流、意思決定ネットワーク、政治力学を読み取る。
奉仕 ― 部下や顧客のニーズを認識し対応する。
人間関係の管理
鼓舞激励 ― 求心力のあるビジョンを掲げてモチベーションを与える。
影響力 ― さまざまな説得術を行使する。
育成力 ― フィードバックと指導を通じて他者の才能を育てる。
変革促進 ― 新機軸を発議し、管理し、統率する。
紛争処理 ― 意見の相違を解決する。
チームワークと協調 ― 協調とチーム作り。
感情知能とは
(1) 情動を正確に知覚する能力
(2) 思考を促進するために情動を利用する能力
(3) 情動とその意味を理解する能力
(4) 自己の情動を管理したり他者の情動に対応する能力
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「感情の識別」:気持ちを読み取る能力
スコアが高いと、相手の表情から、その人がどのように感じているかを正しく読み取ったり、その場の持つ雰囲気を的確に認識したりできる傾向がある。
「感情の利用」:その場・状況にふさわしい気持ちになる能力
スコアが高いと、効果的な問題解決や、創造性を発揮するために、どのような感情を作り出せば良いのかを知り実際にその感情を作り出す能力を備えている傾向がある。
「感情の理解」:気持ちから未来を予測する能力
スコアが高いと、相手がなぜそのように感じるのか、感情の起こる原因を正しく理解する傾向がある。
「感情の調整」:気持ちをともなって実行する能力
スコアが高いと、感情的になった場面でも問題解決への最善行動は何かを考え、最も効果的な行動を取ることが できるといえる。対人関係を維持し、対人問題を解決するために、相手や状況に応じた最善な行動を取る傾向にある。
参考資料