同じものを見ていることを確認するためにドキュメントを書く
自分のタスクや他者へのリクエストでしか仕事を進めないのだとすれば、そのタスクやリクエストを組み立てた先に何があるのだろうかと考えるのは誰であろうか。誰もいないのである。
局所にしか目が及ばない
結果的にどうなるかということに誰も責任をもたない
同じものを見ていることを確認するためにドキュメントを書こう。チャットツールで断片的な情報をやり取りしただけでは、各々がその断片的な情報から対象を形作ろうとするだろうが、その形が一致していることは不確実なままだ。それなのにうまく成り行くだろうと考えることができるはずがない。いつなんどきも、同じものを見て、同じ言葉で会話して、同じ対象を描いていると確認し合わなければならない。