倫理のセンスを悪いと感じるタイミング
#倫理 #思考の癖 #美
たとえば自分は「冷笑の反対に誠実を置く人間、まじで倫理のセンスが悪いな」と以前から感じがちである
彼らが「冷笑」を何だと思っているのかというと、おそらく倫理的な相対主義から来る良くない態度である(それにほかならない)と考えているのだろう
#相対主義の強度
実際にそういうケースは多々あるのでその批判はときに正しい
し、実際に(いじめっ子のような)悪事をやった人が「冗談じゃないか」と言って言い逃れするケースはよくある
ので、自分の態度を「冗談だ」とアピールすること自体を悪だと思ってしまう事情はわからないでもない
それでも、このような誤った二項対立をおいてしまうのは相対主義というものへの理解の浅さの表れとして根本的にはバカにせざるを得ない、と思っている
相対主義はスキルだ
似ているがちょっと違う癖として、論理と感情が逆だと思っている人もちょっとセンスが悪いと思っている
なぜなら、ちゃんとした人は自分の感情を筋道立てて喋れるはずなので
本来両立されるべきものについてどっちが大事かの話をすることは一般にセンスが悪いと感じる
#大抵の二項対立は両方できる人が一番えらいという答えしか残らない
論理と感情が逆だと思っている人は、自身もそれができないし、周りにもそういう人がいない人なのか?と疑ってしまう
ちゃんとしなくなったときに対立する、という言い方に留めるならまぁわかる
自分の感情を適切に言語化する努力によってこのような悩みは減らせるはずなので、本当はみんなそれを目指したほうが良い、と内心思ってしまう
#趣味について文章を書くときの心構え