チーム
どうしてチームで働くのか
ざっくりいうと個人では為し得ないことを為すため。
もう少しいうと、多様性(多角的な観点)の確保および、その多様性から生まれる新たなアイデアの創出を期待するとともに、個々人の能力の相乗効果を期待するから。
つまり、チームという単位で動いて、チームとしての成果を最大限にするためには協力し合うことは欠かせない。
チームの能力
大前提として個々人が全力で活動するのは当然のことだが、成果がどうであるかはチームとして見られる。
そのため「自分はこれだけやりました。」と主張するだけでは不足である。
チームの能力 = 個人の能力の総和 + 相互補完関係
つまり相互補完関係がなければチームとして存在する意味がない。むしろ足枷になるかもしれない。
理想的なチームとは
自己組織化されたチーム
主体的に活動し、目的のためであればどんな障壁も飛び越え、自分たちの活動に境界を設けず、課題を解決できるだけの能力をそのチームだけで備えているチーム。
究極的にいえば1人でなんでもできる完璧超人がいるならその人で十分だが、現実問題そんなことはないので助け合いが必要ということになる。
チームがまるで1人の完璧超人であるかのように振る舞うことができるのがベスト。
だからチームは、そのチームだけで全てを完了できるような、様々な能力を備えた人たちの集団であることが望ましい。
成功しているチームの4つの行動
率直に意見を言う
誠実に会話できるかどうかが鍵。
質問したり、意見を求めたり、過ちについて話をしたりできると良い。
協動する
協力する、尊敬し合う、目標を共有する。
試みる
一度でうまくいくことを期待しないということ。
行動の結果から学ぶことが大切。
省察する
行動の成果を批判的に検討して、結果を評価したり新たなアイデアを見出したりする。