ビビビビ_リファレンス
かきかけです!!!!!!すみません!!!!!!!!
創造というのは、0から1を生み出す大きな魔法のように思われがちですが、実際はこの世にある100の小さな魔法から1を作り出す作業だと考えています。
『ビビビビ』は、私が鮮烈な印象を受けた作品への感謝の歌ですが、この曲それ自体が私が刺激を受けた曲の影響が無限に敷き詰められたものになっています。
■イントロ(0:00~)
▼TOOBOE - 錠剤(2022)
イントロの絶叫はTOOBOE『錠剤』が元ネタです。
https://youtu.be/xIKW3NKYBWw
絶叫×連打から始まる、というインパクトに衝撃を受け、強烈に影響されました。ぶっ飛び!
「ギャアギャアギャア」は、私が眠かったりそわそわしてるときにするツイートです。(ガァガァギャア)
▼スクリャービンの神秘和音
叫びながら鳴っている和音です。『超解像の破壊活動』でも使っていて、極めて破壊的な音が鳴ります。
▼日向電工 - ブリキのダンス(2013)
イントロの短いフレーズの後タイトルを宣言するのは日向電工『ブリキノダンス』が元ネタです。
▼もう石田 - はじめてのH(2023)
タイトルデザインの元ネタです。
投稿前にボカコレ曲を10曲くらい周回していたのですが、『はじめてのH』を見たときにあまりにも衝撃を受けてしまい、「流石にこれ以上に衝撃的な作品は今回はないだろ……」と確信しました。(なかったです。)
『はじめてのH』は『ビビビビ』で語る理想を一種体現した「超えちゃってる」作品なので、タイトルデザインでオマージュを捧げています。『ことばのおばけ』以降、自分の名前を動画にクレジットするのは避けていたのですが、今回は『はじめてのH』のオマージュをするため3年ぶりに自分の名前がクレジットにはいっています。
https://gyazo.com/3853c139d9e8980493745d4cfbafbdd7
■1番Aメロ(0:06~)
▼キタニタツヤ - 聖者の行進(2021)
Aメロの2音を反復しながら進むメロディの元ネタはキタニタツヤ『聖者の行進』です。
https://open.spotify.com/track/7iz3zy3v6aDiB68zUiJn0U?si=a7413a0f5ee440ae
https://youtu.be/6xsg8M7UDk8
アニメ『平穏世代の韋駄天達』のOPなんですが、このOPも超かっこよくて、Aメロに入ったときの興奮をそのまま借りています。
▼YOASOBI - 怪物(2021)
これも聖者の行進同様、2音を反復しながら進むAメロとして念頭に置いています。ボーカルのMIXの質感も『怪物』をちょっと意識しています。
https://youtu.be/dy90tA3TT1c
▼ポルノグラフィティ - アポロ(1999)
▼ポルノグラフィティ - ヒトリノ夜(2000)
Aメロの大きな元ネタのひとつはポルノグラフィティです。
歌詞全体をなんとなくポルノっぽくしたいな~と思い、歌い出し「ぼくらの生まれたときから」は見ての通り『アポロ』をオマージュしています。(ちなみに後で触れますがサビ直前もアポロから着想しています。)
https://youtu.be/q_8ulbgIF5w
そういって歌詞を作っていたらメロディもちょっとヒトリノ夜っぽくなりました。大好きな一曲。
https://youtu.be/_rw6Vnyo8Sc
▼Squarepusher - Squarepusher Theme(1996)
https://youtu.be/wiycAAoaK2k
Aメロのベース・ドラムの使い方はsquare pushuerから影響を受けています。細かいリズムに部分的に過剰で過密な情報量が詰まる感じがたまらない。ドラム自体はLuke Vibertのサンプルパックのものを使っています。 ▼ナナヲアカリ - 雷火(2021)
AメロをIDMっぽいベースにしよう、という発想自体はTAKU INOUEプロデュースの『雷火』から着想を得ています。ベースが一瞬超高いところに行ってすぐ戻ってくる感じが大好き……
https://youtu.be/0tKbJbLA1HM
というか、これも平穏世代の韋駄天達(ED)じゃねえか!!韋駄天達のOPとEDを合体させてこのAメロが完成したと言っていい。
▼クインシー・ジョーンズ - 愛のコリーダ(1981)
Aメロのコード進行(Ⅵm→Ⅱm→Ⅲ)はパッと打ち込んだので、意識的な元ネタは無いですが、強いていうならばクインシー・ジョーンズ『愛のコリーダ』のAメロがまさに同型で、以前耳コピもしているので無意識に影響を受けている可能性が大きいです。
https://youtu.be/Hqb95lzqE5w
▼スタンリー・キューブリック監督『シャイニング』(1980)
キューブリックが行うホラー演出として「無の空間への寄り」というものがあり、1番Aメロの映像はそれを応用して空へのズームをひたすら繰り返しています。何もないカメラが寄っていくと、「そこに何かあるのか……?」という不穏さを演出でき、手間がかからないながらも効果的な演出です。
▼Louis Cole - Let it Happen(2021)
ギューっと等速でズームしていく質感はLouis Cole『Let it Happen』です。こっちはズームの先にルイス・コールがいますが。
https://youtu.be/fkQgAN9xRO4
▼岡村靖幸さらにライムスター - マクガフィン(2019)
中身空っぽのマクガフィン 知らない誰かの夢を追ってる
元ネタという程ではないですが、「マクガフィン」という単語は岡村靖幸とライムスターの『マクガフィン』で知りました。大好きな曲です。
https://youtu.be/PD6V5-r9qmc
▼和田たけあき - ビースト・ダンス(2017)
(溜息)
じゃあルールに則る以外のやり方、教えてよ
和田たけあきさんの『ビースト・ダンス』が元ネタです。
https://youtu.be/mH-PbzzRFsg
楽曲の中に突然語りを入れるの、カッコイイしカワイイ!!!音街ウナの声質も絶妙に語りにマッチしていて、今回星界で挑戦してみました。ため息からの入りもインスパイアされています。
▼OxT - UNION(2018)
末期決まってる退屈 スペルミスすら今は愛おしい
SSSS.GRIDMANのオープニングが元ネタです。君を"退屈"から救いに来たんだ!
https://youtu.be/ku6Lz0dlTfs
今回SSSS.GRIDMANの影響は大きく、映像面でも大きなリファレンス元のひとつになっています。上のOP映像のAメロとかまさに。
▼DIALOGUE+ - 人生イージー?(2021)
▼デヴィッド・フィンチャー監督『ファイトクラブ』(1999)
コピーのコピーのコピーのコピーみたいな生活なげうって
ここで音を切り貼りして繰り返す演出はDIALOGUE+の『人生イージー?』2番Aメロが元ネタです。
https://youtu.be/HkdlCumLSpg?t=73
この演出は最初見たとき食らいすぎてしまったアイデアで、その後にフェイクでもう一度同じ演出を繰り返すところも含めて完璧でした。
歌詞は『ファイトクラブ』が元ネタです。ファイトクラブも今回の曲のコンセントに大きく関わっています。
https://gyazo.com/51b989f7798be07b51c30a9e65dad818
■1番Bメロ
▼じん - カゲロウデイズ(2011)
▼じん - アディショナルメモリー(2018)
コード進行
Ⅲm7→Ⅲm7→#Ⅳm7→ⅦM7
の明確な元ネタは無いですが、この手の#Ⅳの使い方はじんさんの楽曲から学びました。
カゲロウデイズ/じん(Bメロ)
Ⅱm7→Ⅲm7→Ⅱm7→Ⅲm7
→Ⅱm7→Ⅲm7→{ⅣM7→#Ⅳm7-5}→Ⅲ7
アディショナルメモリー/じん(Bメロ)
Ⅰ→Ⅴ/Ⅶ→Ⅴm/bⅦ→Ⅳm7
→Ⅱm7→Ⅲm7→ⅣM7→Ⅲ7
→Ⅵm→#Ⅴaug→Ⅵm7→Ⅱ7
→Ⅱm7→・→Ⅲm7→{#Ⅳm7→#Ⅳ7}
普通#ⅣはⅣへの接続とかに使われがちなんですが、じんさんの楽曲ではⅢmから浮遊感を生むように#Ⅳに移行するものが多く、影響されています。
▼メドミア - さっさかサレンダー(2021)
そのときそれは空から来た
メドミアさんの『さっさかサレンダー』のサビの入り方を意識しました。
https://youtu.be/fM4t3x2OK1E
「それは」となにかの存在を匂わせてからサビに突入するの、テンション上がる……