【1-1】ボディ・キーキャップを発注する
ボディ
選べるレジン一覧はこちら。製品版は透明レジン(8001 - Transparent)。 JLCは1ファイルにつき1つの繋がったモデルしか受け付けないので、right.stlとleft.stlを別で発注する。
局所的に薄い箇所があるが大丈夫か?と確認メールが来る可能性が高いので、面倒なら3D remarkに「I understand the risk of collapse.」とか書いておく。
詳しい発注方法の解説は他に譲る。
途中から3Dayプリンターに上記レジンを指定して外注していたが、反りや溜まりがひどいので撤退。
完成後に内部で充電LEDが光るので、ある程度透明性のあるレジンで作るのが望ましいと思う。
250228; 該当部分を薄くしたので不透明レジンでも(部屋を暗くすれば)見えるかも。
積層式や粉末焼成で作れるかは知らん。たぶんやめた方がいい。
https://scrapbox.io/files/68277c2693ff53ada201db65.png
キャップ
自作者はJLC3DPで発注する。
JLCは1ファイルにつき1つの繋がったモデルしか受け付けないうえに、ランナーで繋げるパーツ数も10個以下に制限されているので、ランナーで8個ずつ繋げたモデル(clustered_1〜4)を使うと良いと思う。
局所的に細い箇所があるが大丈夫か?と確認メールが来る可能性が高いので、面倒なら3D remarkに「I understand the risk of collapse.」とか書いておく。
白で作りたい場合は、黄ばみのない白色で耐黄変性・靭性の高いレジンが2024年現在JLCのラインナップに無いので難しいと思う。
製品版ではレジン指定印刷を受け付けている日本のサーヴィス3Dayプリンターに発注している。 印刷担当者とサンプルを何往復もして条件や後処理の方法を綿密に擦り合わせたうえで、レジン太りを考慮したり特殊サポートを付けたモデルを作成して特注している。「大西と同じやつを」と言えばやってくれるかも。それでも不良率はそこそこあるし、特にスイッチの軸との嵌合がかなりシヴィア。ワンショットでいけるとは思わない方がいい。 これも従来は自家生産していた。アルコール洗浄が面倒くさいが、設備さえあれば丁寧に作れる。