高速読書
詳しくは本文に記しますが、 1テーマ7冊読めば、 人はそのテーマの有識者になることができます。 現在の知識がゼロだったとしても、 7冊読めば、全体を知ることができ、 あなたに最適な解決策を見つけることができるのです。 つまり高速読書なら、あなたは1~2週間後、 悩みや課題の解決策を見つけて、具体的なアクションを起こし、現実を変えていくことができるのです。死ぬほど読めて忘れない高速読書 上岡正明 位置72 高速読書は1冊を30分で3回読む方法です。 といっても、立て続けに3回読むわけではありません。 時間を開けたり、場所も変えたりしながら読みます。 これが脳科学でいう「分散効果」 を生みます。 脳科学の分野では、たとえば勉強をする際、一気におこなうよりも、休憩をはさみながらおこなったほうが、 記憶として脳に強く焼きつく効果が高いことが証明されています。 それを 「分散効果」 といいますが、高速読書では脳のその習性を利用するために、 1冊を30分で3回一気に読むわけでなく、時間をズラしたり、場所を変えたりして読むようにしているのです。死ぬほど読めて忘れない高速読書 上岡正明 位置256 高速読書では、1冊の本(つまり同じ本ですね)を30分で3回読みます。 1回目は15分、2回目は10分、3回目は5分で読みます。 おこなう場所は、 自宅で机に向かって、電車の中、ベッドで横になってなど、どこでもかまいませんが、 時間を開けて3回、 集中して読んでください。死ぬほど読めて忘れない高速読書 上岡正明 位置280 このように、 心理的な負担を抱えていると、脳の働きは鈍くなってしまいます。 もし、高速読書が 「30分で1回読む」方法だったらどうでしょう。 「これが最後のチャンス」 「失敗したらどうしよう」「一気に「やらなければ」 などと考えてしまうかもしれませんね。 当然、 心理的な負担は増すばかりです。 すると、脳の働きが鈍くなり、 記憶がしっかり定着しにくくなってしまうのです。死ぬほど読めて忘れない高速読書 上岡正明 位置422 1回目を15分、2回目を10分、3回目を5分で読みます。 これがパターン①です。 ここでは 200 ページの本を想定しています。 スピード的には1ページを5秒で読むのが目標となります。 200ページの本なら15分で読みきることができます。 300ページの本なら25分が目標タイムとなります。死ぬほど読めて忘れない高速読書 上岡正明 位置682 私の場合は2回目で読むのは全体の70%くらいです。 残りは一度読んだ段階で、もう二度と読む必要はないとあっさりと捨ててしまいます。 つまり、良い本の必要なエッセンスだけを脳に記憶させるために、必要なページだけを2回続けて読むのです。死ぬほど読めて忘れない高速読書 上岡正明 位置 946