長い文章の書き方
そもそも長い文章と短い文章の違いは何かというと、端的に「素材」の量の違い、なのです。 「素材」が足りなければ、文章のボリュームは増えていきません。 それなのに、たくさん文章を書かないといけない、どうしよう、と強迫観念ばかりが先に立って、 「素材」 をたくさん集めるというところに意識が向かわないから、「長い文章が書けない」ということになってしまうのです。メモ活 / 上阪徹 272ページ ついでに長い文章についてはもうひとつ、文章は分割してつくる、ということを意識しておくことです。例えば、 3000文字の原稿も、 3000文字ずっと同じ話が続いていくわけではありません。 500文字の6 ブロックだったり、 600文字の5ブロックだったり。 長い文章は、分割してつくればいいのです。 3000文字となるとひるんでしまっても、500文字を 6 ブロックと考える。 そうすることで、書きやすくなります。メモ活 / 上阪徹 275ページ