邪魔な相槌
相槌は打てばいいものというわけではなく、相手の話を遮ったり、相手がしたい話をさせないために使うことも可能。その一番いい例が以下の山添のyoutube。
https://gyazo.com/4c5422b6c8808b1e72031992523b407b
https://youtu.be/qVoqZjzw8uU?si=azP50hqdnjFQdCBg&t=1125
全体的に相槌が「やりにくい」のだが、すごくわかりやすいのは18:45あたりからの「したい方向に話をさせない」シーン。
松井ケムリの家に当時行ったときのエピソードを話すくるま。「ほんとにタバコをいっぱい吸って。わざわざ家にね。おっきい灰皿があったんですよ。バンバン吸って。いっぱい吸い殻が溜まっていくわけですよ」。これに対し山添の相槌が「換気扇の下?」。当時のケムリのエピソードを話すのに、灰皿が換気扇の下かどうかはまったくどーーでもいい情報確認。くるまはそれでも「換気扇の下じゃなくて。家の中で全部吸っていいっていう」と返事をするが、すると山添は「それダマで?管理人には」。「まあ、あとで壁紙とかね。ぜんぶ張り替えてね」と返事してそれでも話を続けようとするくるまに「当時、俺もしてたわあ」と自分の話に変えてしまう。 要するに、相手の話には目的地、到着点、ゴールがあるのだが、そこに行かせないように関係ない方向をディグる相槌はとにかく邪魔!!!
山添は相手がしたい話を理解した上でわざとやっているわけだが、これを意図せずしてやってしまう人がいる。おそらく①相手がしたい話を最後まで聞き届けるという意識がないか、②話を聞いて自分が思いついたことをどうしても話さずにはいられないかなのだろう。