運動
歩くはとびきり 、べらぼうに心身にいいのだ 。ハ ーバ ード大学とメイヨ ークリニック (など )の報告によると 、ウォ ーキングには体重を減らし 、心臓病を防ぎ 、がんのリスクを低下させ 、血圧を下げ 、骨を強くし 、鎮痛作用のあるエンドルフィンの分泌を高めて気分を高揚させる効果がある 。ひとことで言うと 、ウォ ーキングは 「奇跡の薬 」なのだ 。—『時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』ジェイク・ナップ, ジョン・ゼラツキー著http://a.co/eBRtir9 「元来 、わたしたちは体を動かすようにできていて 、そうすることで脳も動かしている 。学習と記憶の能力は 、祖先たちが食料を見つけるときに頼った運動機能とともに進化したので 、脳にしてみれば 、体が動かないのであれば 、学習する必要はまったくないのだ 。」—『脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方』ジョンJ.レイティ, エリック・ヘイガーマン著 しかし、身体を動かすと心が健康になるというのは、ただの始まりに過ぎない。基本的にすべての知的能力が運動によって機能を向上させるのだ。集中できるようになるし、記憶力が高まり、ストレスにも強くなる。スマホ脳No,1963 いちばんいいのは、6ヶ月間に最低52時間身体を動かすことだ。これは週に2時間という計算になり、さらに分割すると、例えば45分が3回になる。それより長く運動しても、さらに効果があるわけではないようだ。もちろん身体のコンディションはよくなるが。脳だけの話をすると、週に2時間あたりのどこかで効果に限界がくる。言い換えれば、マラソンまでする必要なしということだ。スマホ脳No.2095